ソウル警察、再び韓国最大の仮想通貨取引所Bithumbを襲撃

ソウル警察、再び韓国最大の仮想通貨取引所Bithumbを襲撃

韓国のソウル警視庁は、わずか5日間で韓国最大の仮想通貨取引所Bithumb(ビッサム)に対して2回目の襲撃を行った。

ソウル新聞によると、ソウル警視庁は9月7日に江南本部を含むBithumbの2つのオフィスを襲撃したという。2回目となる最新の襲撃は、Bithumb Koreaおよび、Bithumb Holdingsの取締役会長であるLee Jung-hoon氏に対する既存の申し立てに関連する追加の証拠を確保することを目的としている。

今回の調査の目的として前回の襲撃と同様に、BithumbのLee Jung-hoon会長を狙った詐欺捜査の一環である。Lee氏は、Blockchain Exchange Alliance(BXA)トークンの発行に関連する詐欺容疑への関与について警察から捜査の目を向けられているようだ。

BXAトークンは、Bithumbエコシステムのユーティリティトークンとして、ICOにて約2,500万ドルを調達。しかしその後、その価値は急落し、トークンは非公開となり投資家は大きな損害を被った。このプレセールには、シンガポールを本拠とするBK GroupによるBithumbの買収(Leeが主催)に関連して、BXAがBithumbに上場されるという約束が果たされなかった。

これに関して、投資家グループは取引所にBXAトークンをリストするという約束が果たされなかったことによる金銭的損失の責任があるとして、Bithumbに対して訴訟を提起している状況だ。またこの投資家の中には、BXAトークンに100万ドル以上を投入した投資家もいる。

わずか5日間で2回の襲撃にあったBithumbの動向には注目が集まっている。

韓国最大の仮想通貨取引所bithumbへ突如、家宅捜索

2020.09.03

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