バイナンス(Binance)がSUSHI上場を擁護
SushiSwapの劇的な落ち込みに続き、ユーザーは最初にトークンのSUSHIを上場することに対し、世界最大仮想通貨取引所のバイナンス(Binance)が非難を展開。しかし、これに対してバイナンスは、「リスクの高いプロジェクトを支援する」という決定を支持している。
バイナンスのジャオ・チャンポン(CZ:Changpeng Zhao=趙長鵬)CEO(最高経営責任者)は6日(日曜)に、ツイートでSUSHIのようなプロジェクトとトークンをリストするという決定を擁護している。
In crypto winter, I tell people to HODL. When things are hot, I tell people to be super cautious. I still get heat whenever something go south. I will take the heat.
It just hurt to see people getting rekt, and still not managing their risks.
— CZ Binance (@cz_binance) September 6, 2020
日本語訳:宇宙のリーダーの1人として、私たちはイノベーションをサポートしています。イノベーションには、高い報酬と高いリスクのチャンスが伴います。月に到達するプロジェクトもあれば、不十分なプロジェクトもあります。常にそれに応じてリスクを管理してください。仮想通貨の冬に、私は人々にHODLを伝えます。物事が暑いとき、私は人々に超用心するように言います。何かが南に下がるたびに私はまだ熱を帯びています。熱を取ります。人々がレクトを取得し、それでも彼らのリスクを管理していないのを見るのは痛いだけです。
SUSHIは、2,700万ドルのトークンに唯一アクセスできる人物であるプロジェクトトップで匿名開発者の「Chef Nomi(ノミ・シェフ)」により、“プロジェクトのさらなる発展のため”として、開発ファンドからSUSHIを隠してから急速に下落している。その急落ぶりは、わずか5日で9.5ドルから1.13ドルにまで下落という急落ぶりだ。Chef Nomiは、プロトコルの制御をFTXのCEOであるサム・バンクマン・フリード(Sam Bankman Fried)氏に引き渡している。
DeFi(分散型金融)ウォッチャーは、Chef Nomi 氏は詐欺トークンを販売したのではないかと考え始め、同氏の行動に満足していない。さらに、SUSHIを購入した何人かは、トークンを最初にリストしたバイナンスのような取引所を非難する動きをみせ始めている。
バイナンスは長い間DeFiプロジェクトのサポーターであり、過去1年間に多くのプロジェクトをリストアップしてきた。CZ氏は、主流になる前に、さらに多くの教育と実験を行う必要があるかもしれない。DeFiのようなイノベーションと共存する方法を模索しつつ、CZ氏は、DeFiは将来・未来であると信じているとのコメントを発信している。