カルダノ(Cardano)創業者、NIGHTのエアドロップ13億枚を突破、内部者の買いだめを否定

ホスキンソン氏がエアドロップの疑惑に反論

カルダノ(Cardano)の創業者であるチャールズ・ホスキンソン(Charles Hoskinson)氏は、ミッドナイト(Midnight/NIGHT)トークンのエアドロップ申請数が13億枚を突破したことを受け、内部者による買いだめのうわさを否定した。

同氏は、ミッドナイトトークンのエアドロップが内部者による利益のために操作されているという憶測を否定。カルダノとそのMidnight(NIGHT)トークンをめぐる最近の動きは、仮想通貨コミュニティの注目を集めており、ミッドナイトのエアドロップGlacier Drop(グレイシャー・ドロップ)開始から1週間で10億NIGHTトークンが請求された。

数万のウォレットが参加した事で、エアドロップはコミュニティ内で議論を巻き起こし、活動は勢いを増している。ホスキンソン氏は、エアドロップへの参加者が少ないといううわさおよびエアドロップにおける内部者による操作疑惑に反論。

X上のミームで、トークンの大部分が最終的に同氏に戻ってくるかもしれないという内容の投稿が発端となっている。これは、エアドロップへの参加者が十分ではなかったことを示唆しているが、同氏はすぐに反応し、このうわさを否定。同氏は、エアドロップは非常に好調であり、なぜ人々が誤った情報を広めようとしているのか疑問を呈し、エアドロップへの参加者が増加していることを示すデータを添付している。

仮想通貨史上初の深夜エアドロップ

X上のADAミームページ「MEME’d」も、これまでにNIGHTトークンを請求したウォレットは約0.1%に過ぎないと同氏は指摘した。

エアドロップが25万ウォレットに到達すれば、仮想通貨史上最も成功したエアドロップとして記録されると述べ、実際、既にその目標達成に向けて順調に進んでいる事を明らかにした。

アナリストらは、投機的なプロジェクトと比較すると、普及が遅いように見える可能性も指摘。これまで、カルダノエコシステムが軽視されてきたことから、エアドロップが期待通りに機能していない可能性があると指摘している。8月初旬に開始されたMidnight Airdropでは、初日だけで2億5,000万トークン以上が請求された。その後勢いは冷めているものの、同氏は、60日間の請求期間はすべての人に公平な機会を提供するために設けており、多くの保有者がギリギリまで待つ可能性があると指摘した。

請求者が減れば、残った保有者はより多くの金額を受け取ることになるため、最終日には請求数が急増する可能性がある。

トークン発行における透明性の重要性は、カルダノ創設者による買いだめのうわさへの反応からも明らかであり、データによると、仮想通貨コミュニティは、懸念はあるものの、NIGHTに賛成しているのが現状だ。

 

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