BTC先物のバックト、ペイパルの仮想通貨バージョンを計画

BTC先物のバックト、ペイパルの仮想通貨バージョンを計画

現物決済ビットコイン先物取引を提供するBakkt(バックト)のアダム・ホワイト社長は、消費者を対象としたアプリケーションを2020年に公開する予定であると、スイスで開催されたダボス会議で明らかにした。

米ニューヨーク証券取引所(NYSE)の親会社であり、デリバティブと現物を主に行う取引所インターコンチネンタル取引所(ICE)運営の仮想通貨プラットフォームバックト昨年9月、現物決済のビットコイン先物取引の提供を発表。多くの投資家から支持されている。

そしてアプリに関しては、ビットコインをはじめとする仮想通貨が主な対象になる。さらには、仮想通貨だけではなく、ロイヤルティ報酬ポイントやデジタル証券などのバーチャル上の商品もサポートするという。また発表によるとこのアプリでは、小売業者がFlexaなどのビットコインを受け入れることができるデジタルネイティブ製品というより、PayPal(ペイパル)などの従来、使われてきたの金融商品に類似した製品になるようだ。

バックトは昨年12月、世界初となるビットコイン先物取引のオプション商品を開始した。現金で決済された先物契約の開始以来、バックトはTwitterで1,000を超える契約が取引されていることを報告している。さらに同月、ジョージア州の米国上院議員に任命されたケリー・レフラー氏の後任として、マイク・ブランディナ氏を新らなCEOとして任命している。大きな変革としての発表されたアプリケーションは、投資家にどのように認知されるのだろうか。

記事参照:The Block

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