アニモカブランズ（Animoca Brands）がビットコインベースのトークン発売計画を公表

アニモカブランズがビットコインベースのトークン発売計画を公表

香港に拠点を置くモバイルゲーム会社のアニモカブランズ（Animoca Brands）は、子会社のデアワイズエンターテインメント（Darewise Entertainment、※Life Beyond Studios としても知られる）を通じて、革新的なメタバースエコシステムトークンをローンチする計画を明らかにした事が分かった。

We have exciting news! 🎉@darewise Entertainment , the builders of Life Beyond have just revealed its strategic engagement with @HorizenLabs to launch the first metaverse ecosystem token on #Bitcoin📷. @animocabrands

Full details: https://t.co/pXJu7ysDpv

— Life Beyond (@LifeBeyond) September 14, 2023

アニモカブランズの子会社であるデアワイズエンターテインメントは、ビットコインオーディナルス（Bitcoin Ordinals）プロトコルを中心とした包括的なメタバース エコシステムの構築を目指している。

アニモカブランズはBRC-20トークンの作成を望む

ビットコインオーディナルスは、ユーザーがNFT（非体体制トークン）のような資産をビットコインブロックチェーンに記録し、ビットコインネットワーク上でBRC-20トークンを作成できるようにするプロトコルである。

デアワイズエンターテインメントが構想するメタバースには、ゲーム、ブランド統合、現実世界の体験など、さまざまな要素が含まれており、特に同社は、NFT統合を備えた今後のメタバースゲーム「ライフビヨンド（Life Beyond）」の背後にあるスタジオとしても知られている。なお、このゲームは、新しく発表されたビットコインベースのメタバーストークンをゲーム内アセットと仮想ランドに実装する最初のゲームとなる予定です。

デアワイズエンターテインメントは、エイプコイン（ApeCoin）のスマートコントラクトとトークン戦略の開発に貢献した同じ会社であるホリゼンラボ（Horizen Labs）と協力し、画期的なビットコイントークンを作成する準備が整っている。なお、ライフビヨンドが以前、イーサリアム（Ethereum）スケーリングネットワークポリゴン（Polygon）でゲームNFTをリリースしていたことは注目すべき点である。アニモカブランズのロビー・ヨン（Robby Yung）CEO（最高経営責任者）は、ビットコイン序数の使用の先駆者であるライフビヨンドスタジオ（Life Beyond Studios） について喜び表明。同CEOは、継続的なイノベーションがWeb3業界の特徴であり、オーディナルスの出現により、アニモカブランズはそのアプリケーションの限界を押し上げる有利な立場にあると強調している。

デジタル領域で広がるビットコインの役割

デアワイズエンターテインメントの共同創設者兼CEOであるベンジャミン・チャービット（Benjamin Charbit）氏は、初期段階にあるものの、ビットコインが進化し、より多用途になる可能性は大きいと主張している。

アニモカブランズとデアワイズエンターテインメントからの今発表は、仮想通貨とゲーム業界におけるメタバースとNFTの重要性が高まっていることを意味しており、主要仮想通貨であるビットコインを没入型の仮想体験に統合するための重要な一歩となる。また、メタバースエコシステム内でクリエイターとユーザーに新たな道を切り開くと期待されている。この分野の開発が進化し続けるにつれて、ブロックチェーンテクノロジー、NFT、仮想通貨がゲームとデジタルインタラクションの未来を形作る上で極めて重要な役割を果たすことは明らかである。