Socios.comがFCバルセロナのスタジオの株式25%を1億ユーロで取得

SociosがFCバルセロナがスタジオ株式の25%を取得

これまで多くのスポーツ クラブと提携し、チリーズ(ChiliZ)が開発したスポーツファンとクラブチームの交流を深られるファン投票&報酬アプリSociosは、FCバルセロナのオーディオビジュアル(視聴覚)スタジオ「Barca Studios」の25%の株式を購入した事が判明した。

8月1日付大手メディアロイターの報道によると、FCバルセロナのジョアン・ラポルタ(Joan Laporta)会長率いる同クラブは、Sociosと1億ユーロ(約134億円)の契約を締結したとのことだ。

FCバルセロナは新しい選手を獲得したい

SociosとFCバルセロナ間のパートナーシップは、損失の中で新しいプレーヤーを登録するための収益を増やすための入札とみられている。

これに先立ち同クラブは、米国のグローバル投資企業であるシックスストリート(Sixth Street)に、ラ リーガのテレビ放映権の15%の株式を譲渡し、シックス ストリートに合計25%の所有権を与えたとのこと。一方、Sociosは技術パートナーとしてFCに参加し、Web3、NFT(非代替性トークン)、およびブロックチェーン戦略を推進する事が分かっており、FCバルセロナのラポルタ会長は次のように語っている。

Barca Studios には、メタバース、NFT、および Barca トークンが含まれています。それは株式の売却で、原則として永久にあり、何かが起こった場合、私たちはそれを取り戻せます。

テクノロジー企業であり、Socios.com の所有者である Chiliz は、Barca Studios への戦略的投資を取得する予定であると、レポートは強調しており、その一環として、同スタジオは Socios.com から支援を受け、世界中の4億人のサポーターと新しいデジタル関係を構築する決断に至ったとのこと。なお、2022年にFCバルセロナ会長と取締役会は、業界が「非倫理的」であるとの理由で、名前のない仮想通貨取引所による8,000 万ドル(約104億円)のスポンサーシップ提携の申し出を断っている。