ロビンフッドが米国での銀行ライセンス取得に向け協議を進める
仮想通貨取引プラットフォームを運営している米国のRobinhood(ロビンフッド)は、同国での銀行ライセンス取得に向け協議中であることをブルームバーグが報道しました。
同社は今年の2月末ごろに、仮想通貨のビットコインとイーサリアムを手数料ゼロで取引できる「Robinhood Crypto(ロビンフッドクリプト)」というプラットフォームを一部ユーザーに向けてスタートしており、世界的に有名なラッパーであるJayZ(ジェイ ・Z)が投資したことでxつ大きな話題となりました。
ロビンフッドは、カリフォルニア州メンロパークに本社を置いており、金融に関しては、現在のルールでは銀行のように運営することは許されていません。しかし、規制当局とのライセンスやパートナーシップで銀行商品を提供することに関して議論しています。
ロビンフッドは先月、同社のアプリを米国市場で拡大するため、3億6300万ドルを調達したと発表しており、仮想通貨市場での金融顧客を獲得する動きが加熱しています。
また、米国の大手仮想通貨取引所であるCoinbase(コインベース)も18日、アメリカの規制当局と銀行ライセンスの申請に関して協議していることが報道されています。