Bored Apes Yacht ClubのAPEトークンは毎週40%急上昇

BAYC がメタバースプロジェクトOtherside指導へ

Bored Apes Yacht Club(BAYC)チームは4月24日(日曜日)のツイートで、待望のメタバースプロジェクトである、Othersideが今月末4月30日(土曜日)にローンチすると発表したことが明らかになった。

日本語訳:
冒険が始まります。向こう側。4/30、12pmET。
PS Otherside Discordがオープンします:

Bored Apes Yacht Clubを運営するYuga Labsは、待望のOthersideプロジェクトの開始日を明らかにし、エイプコイン(ApeCoin/APE)が正式な決済手段となることを明らかにした。

Othersideは、ブロックチェーンゲームプラットフォームであるThe Sandboxを傘下にもつWEB3.0企業であるAnimoca Brands(アニモカ・ブランズ)との提携によって運営されるメタバースプレジェクトである。

価格上昇も問題が噴出するAPEコイン

ユーザーはローンチ日当日から本人確認プロセスであるKYCフォームに登録することで、Otherside上の土地が購入できる。

CoinMarketCap より画像引用

Otherside Metaプロジェクトは、BAYCのネイティブエコシステムコインであるAPEでのみ購入可能な仮想土地の販売になるとユーザーは予想。これに伴い、Bored Apes Yacht Clubの固有トークンであるAPEトークンは過去7日間で40%上昇しており、現在、時価総額で35番目に大きな仮想通貨となっている。

というのも、先週からOthersideに関するリークでコミュニティは盛り上がりを見せており、仮想通貨市場の横ばいや不安定な状況にもかかわらず、APEの価格が大幅に上昇しているようだ。APEトークンは、リリース当初は7ドル(約890円)以下で取引されていたにもかかわらず、現在18ドル(約2,300円)と大きな成長を見せており、仮想通貨を大量に保有するクジラと呼ばれる投資家の間でも、スマートコントラクトとして人気を博している。

Yuga Labsは、NFTが今後のメタバースで極めて重要な役割を果たすと述べており、すべてのNFTコレクションは、先週、取引活動が急増している。しかし、その中でもBored Apeは130万ETH(約1兆7,486億円)を記録しており、総市場価値で最大のNFTコレクションとなっている。一方でAPEトークンに関しては、予定されているガバナンスの提案や、保有者の分配をめぐって批判も集めており、最近のデータによると、APEの総供給量の50%以上がYuga Labsの創業者数名を含むクジラによって保有されていることが判明。クジラがトークンの大部分を保有していることによって、大きな売り圧力により価格が暴落したり、トークンの流動性が下がるなどさまざまな問題が指摘されている。