日本STO協会へ、みずほ証券・SMBC日興証券が入会
SBI証券主導のSTO自主規制団体「日本STO協会」は21日、みずほ証券株式会社、SMBC日興証券株式会社の2社が、同協会の会員として入会したことを公式サイトにて発表した。
みずほ証券株式会社および、SMBC日興証券株式会社の加入により、日本STO協会の会員数は計8社となる。既存の会員から各企業の代表者がサイトに掲載されているが、執筆時点で会員メンバーの変更はない。
- 株式会社SBI証券
- 楽天証券株式会社
- auカブコム証券株式会社
- マネックス証券株式会社
- 大和証券株式会社
- 野村證券株式会社
- みずほ証券株式会社
- SMBC日興証券株式会社
日本STO協会」は今月17日、STOに関して「完備されるべき機能や遵守すべき事項などを示すガイドライン」を検討するため、ワーキンググループ(WG)を設立すると発表している。この発表は、今年5月に予定される改正資金決済法に向けたトークンや、基本動作や管理・保管、ブロックチェーンの活用について話し合いを行うための場所を決定するという内容だ。
日本STO協会は昨年10月、証券、債券、不動産投資信託(REIT)などをブロックチェーン上でトークン化する資金調達STO(セキュリティー・トークン・オファリング)を目的として、SBI証券が主導で自主規制団体を設立することが報じられた。当初の会員は、 楽天証券、auカブコム証券、マネックス証券、大和証券、野村證券という国内有数の証券企業が参加していた。