ビットコイン、過去10年間で約900万%成長

ビットコイン、過去10年間で約900万%成長

過去10年間の間にUberやAirbnbのような最大のユニコーン企業が誕生してきたことはよく知られている。しかし、ビットコインは企業ではないものの、この10年間で大きく成長した投資手段の一つだろう。人気の哲学者Naval Ravikantはビットコインが過去10年間で最高の投資であったことを示すデータを以下のように示した。

バンクオブアメリカの最近の有価証券報告書によると、2010年の初めにビットコインに1ドルの投資をした場合、現在では9万ドル以上の価値になっており、これは約900万%の上昇を値すると説明。これらの数値を示さなくても多くの人々にとって、ビットコインの出現がこの期間中に非常に重要だったことは明らかでしょう。

「ビットコインは過去10年間で、最大のユニコーン」=コインベース元CTO

2019.12.06

また、同じくバンクオブアメリカの最近の有価証券報告書では、ビットコインの優れたパフォーマンス記録により、分散型資産は過去10年間ですべての投資手段を上回ったことを指摘している。というのも、ビットコインが過去10年間の投資手段としていかに優れていたかは金と比較すると明らかである。

もし、2010年に金に投資した場合、年初トロイオンスあたり1,113ドルで取引されていたため、10年後に金は1オンスあたり1,542ドルという最高額に達し、10.8%の上昇を記録した。しかし、ビットコインは驚くべきことに8,999,900%増加し、今年だけでも、BTCは過去10年間の金の市場パフォーマンスを上回る結果となっている。

新興企業 vs 株式会社ビットコイン

また、2010年から2020年にかけて収益性の高い新興企業には、Uber、Facebook、Airbnb、Snapchat、Spacex、Tesla、Pinterestなどがあるが、もしもビットコインを企業として考えた場合、これら企業への投資額を上回ることも明らかとなった。

そう考えるとデジタル資産は過去10年間で最高の投資であり、重要な革新や財政的混乱をもたらし、人々のお金の見方を変えたと言っても過言ではない。これからの仮想通貨のイノベーションにより、今後10年間はますます革命的なものになると予想されるであろう。