最恐詐欺プラストークン、不明なアドレスへ約80万ETH送金
仮想通貨イーサリアム(ETH)は本日19日、ビットコインの情緒に伴い上昇したものの、今後の価格に大きな影響を与える情報が報告された。
Twitter上でビットコインをはじめとする仮想通貨クジラ(大口の仮想通貨保有者の)取引などを追跡するWhaleAlertは本日、仮想通貨ETHが過去最大の詐欺スキームとして知られるPlusToken(プラストークン)に関わるウォレットから不明ウォレットへと、789,525ETH(105,099,509 USD)が送金された。
https://twitter.com/whale_alert/status/1207464036142596096?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1207464036142596096&ref_url=https%3A%2F%2Fcoinpost.jp%2F%3Fp%3D123963
この大量の仮想通貨ETHが実際のどのタイミングで売却されるかについては、検討がついていない。もし売却の仮説を立てるとしたら、現在、イーサリアムが行う大型ハードフォークが完了した後になるだろう。
プラストークンの詐欺に関する情報は今年8月、詳細が各国メディアなどを通じて初めて世界中に拡散された。その際には、4つの疑わしきアドレスにて、合計22,923BTCもの大量資金が移動していることが報告されている。また被害総額も29億ドル(約3000億円)であると推測されており、保有する仮想通貨の一部が送金されたに過ぎない。
今年6月頃には、ビットコインの短期的な暴落要因としてプラストークンが関係しているのではないかと噂されている。著名アナリストであるErgo氏は「私の計算で出た数字が正しければ、、市場への影響はしばらく続くだろう」と述べている。また同氏によると、プラストークン関連のアドレスには、6月時点で約58,000BTCが残っているといい、市場の警戒心は高まっている。