YouTube、「仮想通貨の動画」を警告なしで削除

YouTube、「仮想通貨の動画」を警告なしで削除

世界最大の動画コンテンツYouTubeが、仮想通貨に関連する動画を禁止するかもしれない。

仮想通貨の投資家兼インフルエンサーであるChris Dunn(クリス・ダン)氏は24日、21万人以上のフォロワーを誇るYuTUbeチャンネルにて、突如、大量の動画が削除されたことを報告した。Twitter上で報告された内容は、10年間で動画投稿を続けてきたにも関わらず、突如として動画が削除されたと主張している。

「YouTubeは、“有害または危険なコンテンツ”および“規制された商品の販売”として、暗号化されたビデオのほとんどを削除しました。ビデオは700万回以上のビューを作成してから10年になります。」

被害はひとりだけではない

また、動画が削除されたのはダン氏だけではない。YouTubelインフルエンサーであるBTC-Sessionsも同様に動画が削除されていた。BTC-Sessionsは、3年前に公開した初心者用のビットコイン解説や仮想通貨ウォレットに関する動画である。しかし今回、「有害で危険」という理由で削除されたという。

BTC-SessionsのTwitter上での報告を見たダン氏は、Twitter上で意見を交わし、YouTubeの動画を管理する @TeamYouTubeへ動画削除の内容を報告したと説明した。さらには仮想通貨のテクニカル分析などを分析し、54,000人のチャンネル登録者を誇るYouTubeアカウントNode Investorも、動画が削除されたことを報告している。

Google社が保有するYouTubeは、世界中に多くのインフルエンサーを抱え、世界最大の視聴者数を誇っているが、今回の突如とした動画削除に関する詳細な理由は明らかになっていない。YouTubeが仮想通貨に関連するコンテンツを削除する手順を実行した明確な理由がとして、セキュリティ対策や、広告関連の制限である可能性が非常に高い。

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