コインチェック、仮想通貨XLM(ステラ)の取り扱いを開始|2800万XLMのエアドロップ実施も
国内大手の仮想通貨取引所コインチェックは12日、同プラットフォームへ仮想通貨XLM(ステラ)の取り扱いを開始したことを発表した。この取り扱いに関する発表によりXLM価格は直後に急騰。
以前発表された、仮想通貨MONAのような雰囲気を彷彿させており、さらなる上昇が期待されている。ちなみに仮想通貨MONAの取り扱い開始時には、価格は急上昇。一時約105%の上昇率を記録し、747円に到達していた。また、今回の発表についてコインチェック社は、次のようにコメントしている。
「いつもご利用いただき、ありがとうございます。
2019年11月1日に告知しておりました「Stellar Lumens(以下、XLM)」の取扱いを本日より開始致しました。国内の仮想通貨交換業者におけるXLMの取扱いは、Coincheckが初です。」
また同日、コインチェックはステラの発行元であるステラ財団(Stellar Development Foundation)が、2017年6月に実施したエアドロップにより、同社は約28,000,000XLMを受け取っていることを公表。これについてコインチェックは、ユーザーに仮想通貨XLMを付与することを発表した。
エアドロップの詳細
- 付与対象者
- 配布対象時点で、コインチェックの「取引アカウント」「貸仮想通貨アカウント」「決済アカウント」にて、ビットコインを保有しているユーザー。
- 付与実施時点で、当該アカウントが通常通りご利用いただける状態となっているユーザー。
- 付与額
約28,000,000XLMから手数料(※)を差し引いた後の数量。(配布対象時点のBTC保有量に応じて付与)
- 付与予定日時
2020年中の付与を予定。
コインチェックへの上場発表と、大量焼却による価格への懸念
コインチェックの仮想通貨XLMの上場は今月1日、同取引所へステラを上場することを発表。発表直後の仮想通貨XLMの価格は「7.40円」を記録。価格変動についても、わずか数分で7%近い上昇率を記録していた。また発表時点でコインチェックが取り扱う仮想通貨は計11種類となっており、国内初の取り扱いである。
コインチェックにて搭載されているチャット機能では、国内投資家が大きな盛り上がりを見せており、今後の価格に対して大きな期待感を持っているユーザーがいる反面、先日のステラ財団による仮想通貨XLMの大量バーン(焼却)による価格暴落を懸念するユーザーもいる。
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