偽のビットコイン共同創設者が出現!|ツイッターユーザーは嘲笑う

偽のビットコイン共同創設者が出現!|ツイッターユーザーは嘲笑う

管理者がいないことで有名なビットコイン(BTC)、それゆえに非中央集権の仮想通貨であると認定されており、各国の規制当局もビットコインについて「証券でない」とコメントしている。しかし、世界中で盛り上がりを見せているビットコインのブランドネームを使用し、拡大広告としてビットコインを使用する人物は後を絶たない。

先日、SIMSの学生向けに開催されたイベントにて、スピーチをすることになったJorg Molt氏は、ビットコインに関するスピーチを行う際、「ビットコイン共同設立者」と自身のプロフィールを偽り、登壇したことをが明らかになった。この情報は世界各国の著名なアナリストや人物らによってリークされ、その情報全てを否定されている状況だ。

ビットコインのホワイトペーパーを発表し、ビットコインの生みの親とされる「サトシナカモト」の正体は現時点でも不明なままだ。冒頭でも説明したように、管理者がいないビットコインだからこそ、信用できる通貨として世界中のユーザーに使用されている。そのため、ビットコイン共同創設者と題して登壇しても、ユーザーは信じるはずもなく、むしろイメージは悪くなる一方なのだ。

サトシナカモトを偽ることはできない

イベントにてJorg Molt氏は、自身がビットコインの共同創設者であることを主張するとともに、250,000 BTCを所有していると主張。これ対しても根拠がなくTwitterユーザーからは多くの批判の声が挙がっている。また、50万人以上のフォロワーを抱える仮想通貨コメンテーターである Andreas Antonopoulos氏も被害に遭っており、Jorg Molt氏はAndreas氏を「友達」であると主張。しかしAndreas氏はこの事実を真っ向から否定し、「あなたが私の評判を使ってあなたの詐欺を押し上げようとするなら、私の評判を使ってあなたの詐欺を明らかにします」とコメントしている。

今後もビットコインに利権を獲得するため、多くの人々がビットコインの誕生に関わっていると主張することが予想されるが、ビットコインの本質的な価値が損なわれるため、「サトシナカモト」は世間には現れることがはないだろう。

クレイグ・ライト氏は諦めない=「自身がサトシナカモトであることが、まもなく明らかになる」

2019.10.18

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