仮想通貨ビットコイン、心理トレンド“10,00ドル”を下回る
仮想通貨の代名詞であるビットコイン(BTC)が、連日の急激な下落によって心理的トレンドラインである10,000ドルを下回った。好調と思われていた8月までの価格推移から一転、本日19日の24時間で3.36%の下落率を記録している状況だ。
ビットコインに関連するマイナスのファンダメンタルとしては、VanEckとSolidXのビットコインETFは「SolidX Bitcoin Shares」が取り下げられてたことが明らかになっているが、他のアルトコインの好調を見ると、これらのファンダメンタルが影響していないことが分かる。
BTCドミナンスの低下
仮想通貨の占有率を示す「ドミナンス」を見ると、BTCドミナンスがピークは9月初め、70%を超える占有率を記録していたものの、そこからなだらかに下落。現時点でBTCドミナンスは67.64%まで下落している状況だ。
それに対して主要アルトコインであるイーサリアム(ETH)やリップル(XRP)、ビットコインキャッシュ(BCH)などのドミナンスは上昇。それに伴い価格も上昇している。
また大規模なアドレスを追跡するるTwitterアカウント「whale alert」の報告でも、ビットコインに関する不審な動きは報告されておらず、投資家やユーザーらによる資金移動がビットコインが離れが要因と予想される。