「#Bitcoin」のツイッター投稿が、2014年以来の最低水準まで減少

「#Bitcoin」のツイッター投稿が、2014年以来の最低水準まで減少

仮想通貨・ブロックチェーンのデータ分析を行うUnfoldedは、Twitterにて使用されるハッシュタグ「#Bitcoin」を使用した投稿数に関するデータを公開。その結果、現在の「#Bitcoin」を使用したツイートが、2014年以来となる最低水準であることが明らかになった。

ハッシュタグはTwitter上で、カテゴリーのような役割を果たし、検索する際に使用されることが多い。ハッシュタグの現象について考えられる状況は「仮想通貨ユーザー」の現象が大きな要因であると考えられる。

Twitterと仮想通貨の関係性は非常に親密な関係にある。多くの仮想通貨プロジェクトはTwitterを使用して、現状の報告や発表に使用するケースが多い。世界最大の仮想通貨取引所として有名なBinance(バイナンス)やCoinbase(コインベース)なども、Twitterを使用した告知、発表がほとんである。

ビットコイン価格の暴落が要因!?

そんな親密な関係にあるTwitterと仮想通貨だが、Twitterユーザーが仮想通貨から撤退している背景には、ビットコインの急激な暴落が関係しているだろう。ビットコイン(BTC)価格は先月末から今月初めにかけて、7,800ドル(約84万円)まで急激な下落を記録。

一連の暴落についてJPMorgan Chase&Co(JPM)の調査チームによると、Intercontinental Exchange(ICE)のBakktプラットフォームが立ち上げたビットコイン先物が、関係していると分析。これらの価格暴落に伴い、仮想通貨ユーザーの撤退、ユーザーの関心度の低回が、ハッシュタグの現象につながったと考えられる。

JPモルガン調査チーム、「BTC下落要因には少なくともBakktビットコイン先物が関係している」

2019.10.01