Facebook仮想通貨Libra代表、26の中央銀行とスイスで会合
決済・市場インフラ委員会(Committee on Payments and Market Infrastructure / CPMI)に参画する、米国連邦準備制度やイングランド銀行を含む米国および英国の26の中央銀行の当局者らが、Facebookが計画する仮想通貨Libra(リブラ)の代表者と、スイスのバーゼルにて会合を行うことが明らかになった。
Financial Timesが報じた今回の会合では、欧州中央銀行(ECB)理事会のメンバーであるBenoîtCoeuré氏がスイスのバーゼルで会議の議長を務める予定である。
また、同氏はLibraがEU圏内で事業を展開するための「規制当局の承認基準は、非常に高い」と述べており、今回の会合によって金融およびステーブルコインとしての安全性・安定性について話し合いが行われるという。
リブラ側が決済を目的としたステーブルコインを発表してから、国際的な機関と会合を行うのは初であり、今回の会合内容が、今後の一企業が仮想通貨を計画する際の基準となるだろう。