シンガポール政府の投資会社が、リブラ協会へ加盟

シンガポール政府の投資会社が、リブラ協会へ加盟

フェイスブックの提案するデジタル通貨を支援する組織であるLibra Association(リブラ協会)に、シンガポール政府の投資会社であるTemasek Holdings Pteが参加した。リブラは先週、元米国財務省の公式スチュアート・リービーが最初の最高経営責任者に就任したことを発表しており、Temasekの参加の裏にはリブラがプロジェクトを推進するためにグローバルな規制当局に勝利するための思惑があるようだ。

TemasekインターナショナルCEOのChia Song Hwee氏は声明の中で、「投資会社は政府機関や企業と協力してブロックチェーン技術の利用を推進している」と語った。さらに、「メンバーとしてLibra Associationに参加することで、費用効果の高い小売支払いのための規制されたグローバルネットワークに貢献できるようになります。また、リブラでの多くの進展は私たちをワクワクさせます。テクノロジーの可能性をさらに探るのを楽しみにしています。」と述べている。

5月14日は、仮想通貨に特化した2つの投資会社コインベースのベテラン、フレッド・エールサム氏が共同創業したパラダイム(Paradigm)と、スロー・ベンチャーズ(Slow Ventures)の加盟を発表したばかりである。

Libraはソーシャルネットワークフェイスブックによって発明され、2019年6月に最初に発表され他仮想通貨プロジェクトで、グループは最初の立ち上げ以来変更を余儀なくされているが、現在Temasekを加えた27のメンバーからなる企業と非営利団体が統治しており、2020年後半に最初のコインを準備することを目指しているとのことだ。