働きたい米企業ランキングTOP50に、リップル社とコインベースがランクイン
ビットコイン(BTC)をはじめとする仮想通貨市場は現在、価格および時価総額が伸び悩んであるが、それに伴い仮想通貨やブロックチェーン関連企業への興味も薄50れているようだ。
世界最大級のビジネスに特化したSNSを提供するシリコンバレー企業であるLinkedInは5日、米国居住のユーザーを対象に「LinkedInTopStartups(働きたい企業トップ50)」の調査を行い、国際送金ネットワークを構築するRipple社および、米国最大の仮想通貨取引所を運営するCoinbase(コインベース)がランクインした。
前年からランクダウン
しかし両社は、米国に拠点を置く企業として2018年にも、LinkedInの調査にランクインしている。しかし、今回のランキングは2018年の調査(コインベースが3位、リップルが7位)から大きくランクダウンしており、仮想通貨関連の企業への関心が薄れている状況だ。
仮想通貨の知名度は、フェイスブックが発行を予定するLibra(リブラ)によって知名度は年々上昇しているため、仮想通貨やビットコインという言葉を知らない人々は少なくなっている。そのため、両社のランクダウンの要因を占めているのは、仮想通貨市場全体の価格後退が影響していると考えられる。
リップル社の現状
今回の発表についてRipple社は、自身の公式ツイッターにて「私たちは再び、LinkedInTopStartupsを受賞しました。受賞歴のあるチームに参加してみませんか?詳細をご覧ください。」と述べている。
We’re honored to be named one of the #LinkedInTopStartups (again!) Interested in joining our award-winning team? Learn more about #RippleLife: https://t.co/cpLCnAt4ne. pic.twitter.com/bFtghTdh3c
— Ripple (@Ripple) September 4, 2019
さらに最近では、仮想通貨XRPをロックアップするウォレット「エスクローウォレット」へと保管されている10億XRPもの仮想通貨リップルが、解除されたことが明らかになり、一部のコミュニティメンバーから批難の声が挙がっている状況だ。
2017年末からXRP価格が伸び悩むなか、今回の調査にランクインした事実は大きく、今後の活動に大きな注目が集まる。