「GalaxyS10」仮想通貨ウォレットに、仮想通貨BNBやステーブルコインをサポート
韓国の拠点を置き、スマートフォンやNAND型フラッシュメモリで世界最大のシェアを誇るサムスン社(Samsung Electronics Co Ltd.)新型スマートフォン「Galaxy S10」の仮想通貨ウォレットに、TUSD・USDC・Maker(MKR)などの仮想通貨を新たにサポートすることが明らかになった。
Galaxy S10への仮想通貨サポートは今年2月、サムスン社はスペインで開催されたイベント「MWCカンファレンス」にて、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、Enjin Coin(ENJ)、Cosmo Coin(COSM)の4種類の仮想通貨のウォレット機能を実装することを発表していた。
そしてこれによって、Galaxy S10全体で、33の仮想通貨(トークン)がスマートフォンでサポートされることとなる。
取引所バイナンスの独自通貨BNBをサポート
さらに、今回の報道で最も注目されているのが、世界最大の取引量を誇る仮想通貨取引所Binance(バイナンス)の独自通貨「BinanceCoin(BNB)」のサポートである。この報道に対してバイナンスのCEOであるCZ氏は、この報道を自身のTwitterにて歓迎し、サムスンのGalaxy S10のサポーターになると述べている。
「小さなディールじゃないよね?私が、どのスマートフォンを購入し、友達全員に進めるのか推測してください!広がって(拡散して)いる。」
現時点では、Galaxy S10に搭載されてる仮想通貨ウォレットは、米国とカナダ、韓国でのみで販売されるモデルだけであり、日本などのその他の国々では、Galaxy S10に搭載された仮想通貨ウォレットを使用することはできない。