世界トップ50の大学、56%が2019年にブロックチェーン関連のコースを提供=Coinbaseレポート

世界トップ50の大学、56%が2019年にブロックチェーン関連のコースを提供=Coinbaseレポート

ビットコインなどの仮想通貨の基盤となっている最先端技術「ブロクックチェーン」への関心は、仮想通貨に関わるプログラマーのみならず、世界中の学生にも浸透し始めているようだ。

米国最大の仮想通貨取引所であるCoinbase(コインベース)は28日、世界のトップ50の大学を対象に「ブロックチェーンい関するコースを提供」してるか調査したところ、約56%が仮想通貨および、ブロックチェーンのコースを、少なくとも1つを提供してることを明らかにした。

また、調査ではブロックチェーンや仮想通貨のコースを提供している他、2018年から25%増加してることが明らかになった。

ブロックチェーン技術への関心が高まる

これらのコースには、コンピュータサイエンスや、エンジニアリング、金融などの複数の分野に幅広く対応しており、ブロックチェーンへ高い関心を持っている学生へ、最適な環境を提供してることが分かる。さらに、コインベースは16歳以上の米国学生735人を対象に調査が行われ、34%がブロックチェーン関連のコースを受講することに関心を持っているという。

ブロックチェーン関連へ興味を持っている人は年々増加しており、2018年の28%から「6%」も増加している。

2019年現在、ブロックチェーン技術を活用する企業や団体も増加している。世界で最もブロックチェーン技術に寛容的な国であるマルタの政府は、世界初となるブロックチェーン技術を基盤とするシステムを政府機関に導入することを宣言している。今後、どのようにして世界各国の企業、団体がブロックチェーンを導入していくのか注目が集まる。

マルタが世界初となる、政府機関にブロックチェーンを導入

2019.08.05