ビットコインなど仮想通貨全体が突如、暴落|下落要因とは?
2019年8月29日、ビットコイン(BTC)をはじめとする仮想通貨市場全体が、急激な下落を引き起こし、悲惨な市場へと突如変貌してしまった。ビットコイン価格は現時点で、9,640ドル(約1,021,000円)まで下落。24時間の下落率が4.87%を記録している状況だ。
また、ビットコインに続くイーサリアム(ETH)やリップル(XRP)などのアルトコインも同様に、ビットコイン同様の急激な下落トレンドへと突入しており、価格と下落率は以下の通りとなっている。
- イーサリアム(ETH):18,156円(-7.93%)
- リップル(XRP):26.88円(-5.0%)
- ビットコインキャッシュ(BCH):30,407円(-6.51%)
- ライトコイン(LTC):7,042円(-7.98%)
さらに現時点の仮想通貨時価総額ランキング(Coin Market Cap)のTOP100を見てみると、約93通貨が24時間で赤色に点滅している状況だ。しかし、ビットコインをはじめとする仮想通貨市場の急激な下落要因について、各国の仮想通貨関連の著名人やアナリストは、下落の詳細や原因が分かっていらず、憶測が飛び交っている。
ビットコインの下落要因とは
Forbusの報道では、ビットコインなどの下落要因として、9月23日に予定しているBakktの現物決済ビットコイン先物取引が関係しているのではないかと、考えているようだ。
その理由として、2017年末の急激なBTC価格の上昇から、突如発生した急激な下落トレンドへの移行に、ビットコイン先物が大きな影響を与えており、今回も2017年の影響から、多くのユーザーが仮想通貨市場から離れていったのではないかと、予想している。
「Bitcoinが2017年12月にCME先物取引を開始して以来、史上最高値から転落したのは偶然ではありません。それまでは、暗号を信じていなかったなら、傍観するしかありませんでした。しかし、今日の急落は必ずしも重大な打撃ではありません。一部のトレーダーを揺るがし、より安く購入するのはロープのようなものかもしれません。」