中国裁判所、ビットコインを「仮想財産」として認定か
仮想通貨投資会社プリミティブ・ベンチャーズの創業メンバーであるドビー・ワン氏が18日に中国の裁判所でビットコイン(BTC)が「財産」として合法性を認められたとツイートした。ワン氏が中国地元紙の報道を引用する形で伝えたところによると、杭州インターネット裁判所がビットコインを「仮想財産」と明記したようである。
WOW 😲 BITCOIN IS LEGALLY PROTECTED IN CHINA
Today the first property dispute case on Bitcoin finalized trial in a local Chinese court. The court confirmed the “virtual property” attribute of Bitcoin, recognized it as a virtual property with valuehttps://t.co/W8ZeqLCYge
— Dovey Wan 🗝 🦖 (@DoveyWan) July 18, 2019
2018年10月にも同様に、深セン国際仲裁裁判所は、ビットコイン等をめぐる権利訴訟で、ビットコインを仮想財産と認めていた。
これによりビットコインを仮想財産と明記した裁判所はこれで2つ目となりビットコインのさらなる普及のきっかけとなるのではないかと期待されている。
中国は2017年以降仮想通貨取引所の運営が禁止されており、今回の一件についてワン氏は、「ビットコインが中国で合法であるを示す大きな証になる」と述べた。
ビットコインが1万ドルを回復した背景には今回の中国のビットコインに対する前向きな姿勢が関係しているのではないかとも考えられている。