韓国Bithumb(ビッサム)親会社が日本のSTブロックチェーン基金から2億ドルの資金を確保

韓国Bithumb(ビッサム)親会社が日本のSTブロックチェーン基金から2億ドルの資金を確保

韓国の仮想通貨取引所Bithumb(ビッサム)の親会社であるBlockchain Exchange Alliance(BXA)は、日本のSTブロックチェーン基金から2億ドルの資金調達に成功したと発表した。
調達した資金はビッサムの国際事業拡大のために使用される予定であるという。

BXAは、ビッサムが韓国での主要な取引所という地位を維持しながら、同時に取引ペアを増やすことを確実にしたいと考えている。
BXAの声明でSTブロックチェーン基金に対し、以下のように述べている。

このファンドは、より低コストで国境を超えて効率的に価値を移転することが出来る、グローバルな仮想通貨交換プラットフォームを構築するという、私たちのヴィジョンを共有しました。これが投資決定の背後にある重要な理論的根拠でした。

ビッサムは韓国最大の仮想通貨取引所だが、2018年6月にハッキング攻撃を受け約300万ドルの資金を盗まれている。
さらに今月11日には、2018年のビッサム取引所の純損失が200億円にのぼることも報告している。

セキュリティ面での顧客の信頼感は失われつつあるビッサム。グローバル展開で盛り返したいところだろう。

韓国仮想通貨取引所Bithumb(ビッサム)、2018年の純損失が「2055億ウォン(約200億円)」

2019.04.12