取引所コインベースは、CoinbaseProへ仮想通貨4種類の上場を発表
米国の大手仮想通貨取引所Coinbase(コインベース)は19日、同取引所が運営する「Coinbase Pro(コインベースプロ)」へ「DAI、GNT、MKR、ZIL」4つの仮想通貨を上場することを発表した。
しかし、今回上場した仮想通貨4種類を取引する上で、国ごとに投資家やユーザーは制限がされているようだ。
DAI、GNTは、米国(ニューヨークを除く)をはじめ、英国、EU、カナダ、シンガポール、オーストラリアの6カ国のコインベースプロのユーザーに提供。MKR、ZILは英国、EU、カナダ、シンガポール、オーストラリアの5カ国のコインベースプロのユーザーにちえ供されるようだ。
MKR、ZILについては、米国のユーザーには現時点で提供されることは発表されておらず、準備が整い次第、取引できる国を増やしてくという。
Inbound transfers for DAI, GNT, MKR, and ZIL are now available in the regions where trading is supported. Traders cannot yet place orders and no orders will be filled. Order books will be in transfer-only mode for a minimum of 12 hours. https://t.co/Ov3BtA1BWE
— Coinbase Pro (@CoinbasePro) 2018年12月18日
コインベースプロは以前から仮想通貨30種類をコインベースプロへ上場させるとして、リストを公開しており、7日には「CVC、DNT、LOOM、MANA」の4通貨を上場しており、今回上場した仮想通貨合わせるとすでに、16通貨が上場している。
- ビットコイン(BTC)
- ライトコイン(LTC)
- ビットキンキャッシュ(BCH)
- イーサリアム(ETH)
- イーサリアムクラシック(ETC)
- ゼロエックス(ZRX)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- ジーキャッシュ(ZEC)
- ディセントランド(MANA)
- ディスクリクト0x(DNT)
- シビック(CVC)
- ルームネットワーク(LOOM)
- ゴーレム(GNT)
- ダイ(DAI)
- メイカー(MKR)
- ジリカ(ZIL)
また、今回上場した「DAI、GNT、MKR、ZIL」の4通貨は、12月18日午前11時45分(UTC)からコインベースプロへの入金がスタート可能であり、少なくとも12時間の入金時間を設けることが記載されている。これにより、実際のコインベースプロへと上場した4種類の仮想通貨は12月18日午後11時45分(UTC)に取引スタートとなる。
これらの上場に関するアナウンスから「DAI、GNT、MKR、ZIL」の価格は、仮想通貨全体が上昇しているものの、平均して10%以上の上昇率を見せている。
コインベースのイベントとは
コインベースの発表は「CVC、DNT、LOOM、MANA」の4通貨の樹上からスタートし、18日には「Convest」と呼ばれる機能を実装し、ビットコイン(BTC)を含める6通貨の仮想通貨を、他のブロックチェーンを基にした仮想通貨へ交換できるサービスを公開した。
12日間の重大発表期間として今回は「DAI、GNT、MKR、ZIL」の上場したが、残りの3日間さらなる大きな上場や発表が期待されている。