北朝鮮公式サイトが来年4月に「国際ブロックチェーンカンファレンス」の開催を発表

北朝鮮で来年4月18日から25日までの8日間に渡ってで仮想通貨とブロックチェーン技術に関するカンファレンスが開催されることがわかった。
Korean Friendship Association(朝鮮友好協会)は、「世界中の投資家やクリエイターを北朝鮮の首都である平壌に招き様々な経験を共有してもらう用意をしている」と北朝鮮の公式サイトが発表した。

カンファレンスが開催がされる予定の8日間のうち、実質的な講演は2日間のみで、仮想通貨やブロックチェーン技術について北朝鮮科学技術院で行われるという。

カンファレンスが行われる2日間以外の日程は主に観光に当てられる。
予定では韓国との国境、人民大学習堂、ビール工場、スケートパーク、金日成広場、ショピング、ボーリング、平壌外国語大学、朝鮮戦争博物館などを巡る予定だという。

今回のカンファレンスを運営する組織は、北朝鮮という国の評判に配慮し、安全面の問題について以下のように語っている。「北朝鮮は世界的に見ても最も安全な国であると言えるだろう。他国の異なる文化や信念に常識的な態度や敬意を示す事ができる限り、私たちがこれまでに受け入れてきた何千人もの友人と同様に歓迎され、我々の文化や科学、スポーツなどを満喫することができ、また良好なビジネス関係を築く事もできるだろう。」

このカンファレンスへの参加費は日本円で約42万円となっており、内訳として北朝鮮、中国間の往復渡航費や、食費、交通費、宿泊費などが含まれるという。また、申し込み方法はメール申し込みとなっておりパスポートのスキャン画像と住所、電話番号、履歴書の添付が必要だという。

しかし、北朝鮮の尊厳に反した大衆向けの宣伝や、デジタル・印刷物の配布、ジャーナリストの参加は許可されていないようだ。また、日本国籍、韓国国籍、イスラエル国籍を持つ人は参加することができなという。

アメリカに課せられた経済制裁を回避するために、北朝鮮政府による仮想通貨の導入は、これまで何度も報じられてきている。先月のはじめ、北朝鮮政府から支援を受けているとされているハッカー集団Lazarus(ラザルス)が、昨年から現在にかけ5億7100万ドル以上の仮想通貨の盗難に関わっていた疑いが報じられた。また、今年初めにあったCoinCheck(コインチェック)のハッキング事件にも関わっていたのではないかとされている。

分析機関であるRecorded Future(レコーデッド・フューチャー)社は、インターネットが北朝鮮にとってより定番のプロフェッショナルツールになりつつあるとしている。また仮想通貨だけでなく、国防、ロジスティクス、テクノロジーにおけるサイバースパイ活動での利用拡大が指摘されている。