Mythical Games(ミシカルゲームス)社がEOS dAppゲーム開発で18億円の資金調達に成功

ブロッケード・ゲームス(Blockade Games) 社は、ホライゾン・パートナーズ(Hrizon Partners)やブロックタワー・キャピタル(BlockTower Capital)などから日本円で約9400万円もの資金を調達することに成功、企業の評価額を日本円で約15億円とした。ブロッケード・ゲームスの主力商品としてネオン・ディストリクト(Neon District)などがあげられる。

投資家たちの興味を引いた要因の一つとしてあげられるのは、ブロッケード・ゲームスの最高経営責任者であり有名なコインアーティストとしても知られるマーガリート・ドクセル氏が3年前に公開したレジェンド・オブ・サトシ・ナカモト(The Legend of Satoshi Nakamoto)と呼ばれるパズルアートである。このパズルアートは、パズルの解読に成功すると総額約1億円以上の賞金をビットコイン(BTC)で獲得することができるということで大きな注目を集めていた。また、ブロッケード・ゲームスのチームには、PlayStation4のゲーム「スパイダーマン」を手がけた人物や、カードゲーム「ワールド・オブ・ウォークラフト(World of Warcraft)」を手がけた一流のデザイナーやアーティストが属している。

ブロックタワー・キャピタルのアリ・ポール(Ari Paul)氏は、「ゲームの開発者が仮想通貨を統合し、ユーザーが仮想通貨をトークンに変換することで、大きなインセンティブが生まれる。これによりコミュニティー全体のネットワーク効果を増幅することができる。この業界の経済は率直で有益なため、急速な動きを見せることになるだろう。」と語った。

ゲーム業界のベテラン集団が率いている事でも有名なミシカル・ゲームス(Mythical Games)は、ギャラクシー・デジタル(Galaxy Digital)やジャベリン・ベンチャー・パートナーズ(Javelin Venture Partners)、ダイバージェンス・デジタル・カレンシー(Divergence Digital Currency)、仮想通貨取引所オーケーコイン(OKCoin)などから日本円で約18億円の資金を調達したと発表した。

ミシカル・ゲームスは、ブロックチェーン上にユーザーがゲーム内の自身の資産を保管することが可能なゲームの開発を試みている。企業のサーバーがゲーム内のお金や装備品、キャラクターなどを保管する今までのオンラインゲームとは異なり、ミシカル・ゲームスの資産はユーザーが保管することとなる。所有権の証跡はイオス(EOS)のブロックチェーン上に記録される事になるという。

日本国内でも、ゲーム業界のブロックチェーン企業の動きが活発になってきている。先月モバイルファクトリーの子会社であるビットファクトリーは、サービスが終了するゲームのデータをブロックチェーン上に移すことにより、サービスが終了した後でもトークンとして利用者が財産権を持ち、ゲームのデータを見ることが出来る分散型アプリケーションHL-Reportを公開した。

モバイルファクトリー社によると、日本ではゲームデータの資産化とはいえ、トークンへ変換すると2号通貨というくくりに分類されることになる。モバイルファクトリーは金融庁や弁護士と話し合いを重ね代替不可能なトークンとなるようにしたという。

「現在は、既存のゲームとブロックチェーン技術を活用したゲームの住み分けがされてしまっているため、既存のゲーム運営の大半が近い将来に抱えることになるであろうゲーム内の資産をトークンにする際の疑問を、1つの前例として解決策を示す事ができればいいと思っている。」とモバイルファクトリーは語っている。

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