証券取引委員会(SEC)の関係者|「将来的に実質的な救済措置を設置する」と発言

9月20日、米証券取引委員会(SEC)のディレクターであるStephanie Avakian(ステファニー・アバキアン)氏は演説にて、SECは仮想通貨の資金調達に用いられるICO(イニシャルコインオファリング)のルールに関して、将来的に「より実質的な救済措置」を設置すると発言した。

公式の発表ではないが、将来的な米国内のICOに関する規制方針が強化されることが予想される。

アバキアン氏は演説の中で「ICOの未来」や「ブロックチェーンの有用性」についてこれらの投資方法や技術が投資家にとってエキサイティングな者であると主張し、ICO市場は拡大していくと予想をしています。

しかし、ICO市場が成長するには「ビジネスモデルの欠落」や「実行可能な製品が不足している」可能性があるという。また「単なる詐欺案件」の可能性があるためリスクの高い投資案件であることには現実的に受け止めなければならないと指摘した。

現在、SECはICO違法性が認識できる認識やルールを制定を進め、投資家や仮想通貨に参加しているユーザーがICOによって安全な収益を上げられる有効な方法を確認している。

SECは9日、「Bitcoin Tracker One(ビットコインビットコイントラッカーワン)」と「Ether Tracker One(イーサートラッカーワン)」の2つのETN(exchange traded notes)の取引サービスを一時的に停止すると発表しており、ICOやETFが市場に大きな影響を与えることに警戒をしている。