ビットコインの利用者と価格の関係性

ビットコイン価格の分析は様々なアプローチで行われています。

  • チャートを用いたテクニカル分析
  • マイニングからのファンダメンタルズ分析

などなど。

その一方で、シンプルに価値を決める「需要と供給の関係」から考えると、

供給:マイニング(10分ごとの発掘量は現流通量に比べて極めて小さいので一定と見なせる)
需要:取引をする人、投資をする人などの合計

と考えることができ、ビットコインを利用する人が増えれば増えるほどビットコインの価格は右肩で上がっていくと推測できます。

では利用者の数とビットコインには具体的な関係性があるのか?

実は一つの参考になる法則があります。

それはメトカーフの法則と呼ばれるものがあり、この法則は「ネットワーク通信の価値は接続されているシステムのユーザ数の2乗に比例する」と言われています。

実際メトカーフの法則を応用してビットコイン価格の推移を検証しているアプローチもあります。

参考記事:https://www.businessinsider.jp/post-107183

完全ではないにしても、ビットコイン価格を推測するアプローチの一つとしては有用といえます。
まだまだビットコインを利用する人がいない現状。

世界では銀行を使った金融インフラが一般的ですが、人口70億に対して保有数は約半分といわれ、すべての人がその恩恵を受けることができていません。
また開設に伴う身分証などを用意できない層も存在し、拡大にはさまざまな問題を抱えます。

これに対してビットコインはインターネットを介したスマートフォンで利用が可能です。スマートフォンの保有台数は70億に迫るといわれます。

銀行のインフラと比較してもすでにビットコインを使える環境が整っています。

今後ライトニングネットワークなど少額決済を推進する技術開発も進んでいることからより多くの人が利用することが考えられらます。

その時、メトカーフの法則に照らし合わせてみるとどこまでビットコイン価格は伸びていくのでしょうか?

ABOUTこの記事をかいた人

サラリーマン兼ビットコイナー。 2017年のGWからの暗号通貨市場の盛り上がりを機にビットコインに興味を持つ。 そこから暗号通貨の目指す姿や可能性に気づき情報収集に時間を割き始める。 その中でNextmoneyの理念に共感し、かかわりを持ちながらライターとして現在活動中。