トルコ国営の証券取引所であるBorsa Istanbul (ボルサ・イスタンブール)取引所が、新規ユーザーの情報を保管しブロックチェーンの分散型ネットワーク上でデータ文書を共有できるプラットフォームを開発したことが、トルコの最新ニュースを伝える「Daily Sabah(デイリーサバ)」の9月6日の報道により分かった。
Borsa Istanbul builds blockchain-based database system https://t.co/FXFOtkiHr7
— DAILY SABAH (@DailySabah) 2018年9月6日
発表によるとこのブロックチェーンプラットフォームは、ユーザーの本人確認(KYC)登録に対応するために開発され、新規ユーザーの登録・情報の共有を、高速で信頼性の高いプラットフォームとして構築している。
さらにこのプラットフォームは、既に国内の預託期間や決済会社、ボルサイスタンブール取引所を含む取引所が顧客を管理するデータベースを共有し同期できるようになっている。
トルコの地元新聞紙「Anadolu」で、当取引所は次のように述べている。
ボルサイスタンブール取引所のITチームが構築したこのブロックチェーンプラットフォームは、「ボルサイスタンブール」「Istanbul Clearing」「Settlement」「Custody Bank(タカスバンク)」の顧客データベースとトルコの中央証券保管庫(MKK)の情報が同期される。
これにより、文書の管理やユーザー情報の編集もブロックチェーン上で用意に行うことができるためデータベースへの入力ミス防止になる。
とても便利なサービスですね。テレグラムがこの機能を作ってくれればなと思っていたんですが、めんどくさいことはブロックチェーンの技術を使用してどんどん便利になっていきます。
実際にこのケースがうまくいけば、世界中の取引所で使えると思います。
データの管理や中執にはとてもマッチしていると思います。