仮想通貨ウォレットAbra(アブラ)CEO、ETF申請が却下される理由を指摘

9月4日、米国証券取引委員会(SEC)が仮想通貨のETF申請を却下した理由は、現状の仮想通貨業界が申請者の方向性と合わないと判断したためだと、仮想通貨ウォレットAbra(アブラ)の最高経営責任者CEOであるBill Barhydt (ビル・バーハイト)氏がアメリカニュース放送局「CNBC」で指摘した。

Bill Barhydt氏はCNBCのコーナーThe Coin Rushでのインタビューで「仮想通貨ETFをやっている人々は、SECに承認を求めてきた取引所の型に合わない」と判断したため、SECが仮想通貨ETFを却下したと独自の見解を述べた。

さらにBill Barhydt氏は以下のように話した。

同氏は、申請者がETFの承認を得るためには、SECが求めているのは何かを理解するべきである。

信用できる金融機関であればスタートアップ企業や有名でない企業より承認を受けられる可能性は高い。

最終的には来年ビットコインETFの承認がされると予想しているが、実際には様々な課題がありそれをクリアしなければならない。

SECは8月に仮想通貨取引所3社からのETF申請を合計9つ却下しており、注目されているのはシカゴ・オプション取引所(CBOE)のETF申請の結果が9月30日に延期されている。

運営の見解

運営の椎木

ETFの承認は、来年か再来年になりそうですね。まだ各国でも規制や法律が決まっていない状態で、SECの厳しい条件をクリアしていけるとは思いません。

決まれば市場にとっては大きな材料になりますが、それまでに技術面でも金融の規制の部分でも修正しなければいけない問題が山積みですね。

あとは、取引所のコンプライアンスが通常の銀行などと比べて全然レベルが低いため、日本でも金融庁からの改善命令がでている業者ばかりです。

ここらへんがハッキリしてくるとETFも通るんじゃないでしょうか。