米国を拠点とする仮想通貨取引所であるBittrex(ビットトレックス)は2日、マルタに拠点を置くブロックチェーン企業であるPalladium(パラディウム)社へ出資を行ったと、地元ニュースメディアTIMES OF MALTA(タイムズオブマルタ)が伝えた。
この出資について、Bittrexは今回の出資でパラディウム社の株式の10%を取得することが決定している。
また、Bittrexとパラジウム社が共同で新たな仮想通貨取引所を立ち上げることも発表している。
資金調達方法は、ICO(イニシャル・コイン・オファリング)とは異なる手段で行われる予定で、トークンを後に株式に交換することができる資金調達方法「ICCO(イニシャル・コンバーチブル・コイン・オファリング)」によって1億5,000万ドルのトークンを配布する計画を立てている。
ICCOはマルタ金融サービス局(MFSA)の認可を受けており、今回のICCOは欧州連合(EU)の規則に従っているとBittrexが発表している。
パラジウム社のパオロ・カタリファモ会長はこれらについて次のように述べている。
Bittrexの今回の投資は、マルタがブロックチェーン技術に関して最前線に立てることを証明するものだ。
ICCOに関しては、まだ他にやっているプロジェクトがなく始めてのことなのでどうなるのか楽しみですね。STOなども出てきていますし、ICO以外に暗号通貨をしようした資金調達の新しい枠組みが広がりつつありません。これからまた新しいアイデアがうまれ、新しい資金調達の方法が出てくると思います。
どんな形で資金調達をしもいいと思いますが、プロジェクトの本質を見抜いて投資してくことが重要だと思います。
どんなに資金が集められて、大手が入っているからといって、昨年からのICOでうまくいっているプロジェクトの方が少ないですからね。
しかし、今後に期待がもてるニュースです。これからもICCOについて追いかけていきたいと思います。