ヴィタリック・ブテリン氏、Signalの電話番号非表示機能を支持しプライバシー保護を強調

ヴィタリック・ブテリン氏、Signalの電話番号非表示機能を支持

暗号資産イーサリアム(Ethereum/ETH)の共同創設者ヴィタリック・ブテリン(Vitalik Buterin)氏が、メッセージングアプリSignal(シグナル)が進める電話番号不要のアカウント登録機能の開発に強い支持を表明した。

日本語訳:
Signalからの最近のニュースは非常に歓迎すべきものです。電話番号なしでアカウントを登録できるように取り組んでいます。とはいえ、これが何を実現し、何を…

現時点でのSignal登録には電話番号が必須だが、最新の分析により、サーバーコード内で電話番号を必要としない登録プロセスの実装が進められていることが判明した。ブテリン氏はこれを「大いに歓迎すべきニュース」と評価。電話番号への依存を減らすことで、特定の巨大企業や政府による監視・アクセス制限といった検問(チェックポイント)的リスクを回避できると指摘した。また、居住地域によるサービス差別の防止や検閲耐性の向上といったメリットも挙げている。

プライバシー保護の課題とブテリン氏の視点

一方で同氏は、現代において送信頻度やデータサイズなどのメタデータから個人が特定されやすくなっており、単なる“仮名性“”だけではプライバシー防衛として不十分であると警告している。

真のプライバシー確保には「メッセージごとの非関連付け(追跡不能化)」が不可欠であると主張しているほか、電話番号を排除する際の課題として、悪意あるユーザーによるスパム送信やDoS攻撃、シビル攻撃への耐性確保が挙げられる。さらに、Signal側も大量のアカウント生成を防止するコスト構造の導入を模索しており、技術的なハードル克服に向けた取り組みが続いているとのことだ。

ブテリン氏は自身のロードマップでもイーサリアムへのプライバシー機能実装を掲げており、Web3とWeb2の双方において、個人識別子に頼らない安全な通信環境の確立を強く求めており、今後の行方に注目が集まっている。