Ethereumの次期アップデートは、290億ドル規模のブロックチェーン最大のテストとなる

イーサリアムの次期アップデートは290億ドル(31兆9,000億円)規模になる見通しだ。

仮想通貨「イーサリアム」のハードフォークには様々な問題が存在する。

まず、システム全体の大きなアップグレードとして、すべてのユーザーが一斉に新たな仕様にアップグレードしなければならないということと、コードを設計通りに動かすために常に改善していく必要があるということである。

イーサリアムには、Frontier(フロンティア)、Homestead(ホームステッド)、Metropolis(メトロポリス)、Serenity(セレニティ)という4段階のアップグレードがあり、現在はメトロポリスの段階である。

メトロポリスは、POW(プルーフオブワーク)からPOS(プルーフオブステーク)への移行するための準備段階のアップグレードであり「ビザンチウム」と「コンスタンティノープル」という2つの段階に分けられている。ビザンチウムは2017年10月16日に導入され、コンスタンティノープルは今年の10月に導入が予定されている。

イーサリアムの問題の一つとして、ネットワークのハッシュレートが増加しない場合、ディフィカルティが調整されブロック生成時間が次第に遅くなる問題である「Difficulty Bomb(ディフィカルティボム)」がある。

現在イーサリアムは1ETH30,719円で売買されている。

運営の見解

運営の椎木

POSになった時の枚数が発表されているので、スーパーノードを立てられるだけの枚数の買い込みで一時的にあがるかもしれないが、先物が始まりそうなので実際のところはどうなるのかわからのが現状です。またGAS料金の高騰やERC-20で誰でも簡単にイーサリアム上のトークンが作れてしまうので、それも一つ問題になっています。

最終アップデートで発行枚数が決まると言われているので、そこまで価格はあまり動かないかもしれないですね。