詐欺集団集がFBIドローンへの侵入を主張しワールドカップファンを狙って脅迫

詐欺集団集がドローンへの侵入を主張して脅迫

イラン系ハッカー集団Handala(ハンダラ)が、FBI(米・連邦捜査局)ドローンへのハッキングを主張し、2026年ワールドカップを脅迫した事がわかった。

イラン系のハッカー集団HandalaがFBIの監視ドローンに侵入し、2026年ワールドカップを脅迫。この脅迫は、厳重な連邦警備体制が敷かれている大会開幕から数日後に発せられ、チームバスが標的となる可能性を示唆している。

ブロックチェーン・インテリジェンス企業TRM Labsの調査結果によると、このイベントに関連したいくつかの詐欺行為がすでに活発化。特定された詐欺アドレスが受け取った価値は今のところ低いままだが、この活動は犯罪者が世界的なメインイベントを利用して標的を絞った詐欺キャンペーンを開始するパターンを示唆していると捜査当局は述べている。

TRM Labsの調査によると、最初の詐欺アドレスが受け取った総額は1,700ドル(約27万円)未満だが、捜査員は活動が増加すると予想している。

詐欺による最大カテゴリーは暗号資産

TRM Labsは、詐欺が依然として暗号資産関連犯罪の最大のカテゴリーの 1 つであると指摘している。

昨年(2025)年だけでも、350億ドル(約5.6兆円)近くが詐欺に関連したウォレットに流入し、違法な暗号資産活動の大きな部分を占めている。大規模なスポーツイベントは、チケットや旅行の手配、宿泊施設、収集品などの需要が高まることから、詐欺師にとって理想的な条件を作り出すことが多い。

詐欺行為者は、イベントが始まる数週間または数カ月前にWebサイトやソーシャルメディアアカウント、決済ネットワークをセットアップし、世間の関心が高まるにつれて宣伝活動を強化することがよくある。

偽チケットスキームがブロックチェーン上に証拠を残している

現在最も強力なオンチェーン検証を提供しているのは、偽チケット詐欺で、これらのスキームは、正規のチケット販売者や再販プラットフォームを模倣し、購入者に暗号通貨を使用して支払いを行うよう指示している。

1 つの操作には、イーサリアム(Ethereum/ETH)にもデプロイされたポリゴン(Polygon)ウォレットのアドレスが含まれていた。TRM Labsは、ポリゴンアドレスが約1,562ドル(約25万円)を受け取り、ほぼすべての資金が2026年4月1日に到着したと報告しているた。ただし、対応するイーサリアムの展開には支払いがなかったとのことだ。

ドローンの脅威

SITEインテリジェンス・グループが引用した声明の中で、HandalaはFBIが使用するドローンの映像に“数カ月前からアクセスしていた”と述べている。これらのドローンはテロ対策として顔認識とナンバープレート照合がなされているが、Handalaは次のように警告を発している。

ワールドカップの警備を強化した方がいい。われわれは一部のチームを全く好んでいない事を忘れるな。FPVドローンは至る所にあり、いつチームのバスに侵入されるか分からないぞ

米国務省は、Handalaのメンバー特定につながる情報に対し、最大1,000万ドル(約16億円)の報奨金を提供を公表している。

 

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