ゴールデンウィーク中間、ビットコイン(BTC)は62万円まで回復|ビットフィネックスの疑惑を払拭か
日本特有の長期連休であるゴールデンウィークも、残すところ4日間となった本日、仮想通貨の代名詞であるビットコイン(BTC)が再び回復モードとなっている。
現時点でのビットコインの価格は5,590ドル(623,238円)と、4%近い上昇率を記録しており、今年4月24日に記録した5,640ドル(628,802円)の最高値に再び到達しようとしている。
ビットコインは先ほど説明したように、今年4月から好調な価格推移を見せていた。しかし2019年4月26日、ビットコインをはじめとする仮想通貨市場全体が暴落。仮想通貨市場は全面的に、約2%から5%の下落を記録したのだ。
このビットコインの暴落要因は、米ドルに裏付けられているステーブルコインのテザー(USDT)の裏付け資金のうち、7億ドル(約784億円)の不正利用を行なっているとした文書をニューヨーク州のLetitia James司法長官が発表したことがきっかけである。
ニューヨーク州のLetitia James司法長官が大手仮想通貨取引所Bitfinex(ビットフィネックス)やUSDTを発行するテザー社の親会社であるiFinex社および、それらに関する関連事業者を控訴する裁判所命令を取得したと発表。ビットフィネックスおよび、テザー社の親会社であるiFinex社が、USDTに裏付けられれている資金から7億ドル(約784億円)を不正利用、顧客資金と企業資金を混在させているとしたものである。
このビットフィネックスの疑惑問題で、ビットコインの価格は約5,200ドル(579,765円)まで下落。多くの仮想通貨ユーザおよび、投資家の不安を煽る結果となっていた。