KelpDAO攻撃によりDeFi TVLが105億ドル減少
ハッカーがKelpDAO攻撃により、2億9,200万ドル(約464億円)を不正に引き出す取引を実行したことが明らかになった。
ハッカーは土曜日にTornado Cashを通じてウォレットに資金を投入し、10時間待機した後、KelpDAOから2億9,200万ドルを不正に引き出す取引を実行。誰かが気づいた時には、資金はすでに消えていた。
さらに、1億ドルを盗み出そうとする試みは、プロトコルの一時停止によって阻止され、一時停止するまでに、さらに2回の不正操作が数分以内に失敗していた事も明らかになった。2026年最大のDeFi(分散型金融)攻撃となった今回のハッキングは、クロスチェーンブリッジの脆弱性を悪用し、約2億9,300万ドルを流出させた。
主要なイーサリアムL2(レイヤー2)を含む20以上のブロックチェーンが影響を受けた。AAVEはrsETH市場を停止し、攻撃者は仮想通貨ミキシングサービスであるトルネードキャッシュ(Tornado Cash)を使って約2億5,000万ドルをETHに換金。 AaveのTVL(総保有額)は、大口投資家の資金引き出しと多額の不良債権により、最大22%減少した。
なぜこれが重要であるのか
4月19日(日曜日)の時点で、イーサリアム(Ethereum/ETH)が1,700ドルを超えるという契約は、依然として100%のYES(イエス)を維持。市場はETHが近い将来その水準を下回るリスクはないと見ている。
より重要なシグナルは2026年価格市場で、2026年12月31日までにイーサリアムが10,000ドルに達するという契約は、4%のYESで変化がなく、トレーダーは今回のエクスプロイトをイーサリアムの複数年にわたる見通しを変えるものではなく、限定的な出来事と捉えていることを示唆している。
トレーダーにとって、YES株(価格99セント)は、イーサリアム価格が4月19日までに1,700ドル以上を維持すれば1ドルの配当が得られる。リスクとしては、さらなる脆弱性が露呈したり、規制当局が資産凍結や執行措置を講じ、イーサリアム価格に圧力がかかることが挙げられる。
イーサリアム財団や主要取引所からのセキュリティ対策や資産凍結に関する発表には注意が必要で、これらの発表は市場心理を急速に変化させる可能性がある。また、ETH/BTC(ビットコイン:Bitcoin)比率の変動は、被害がイーサリアム固有のプロトコル以外にも広がっているかどうかを示す指標にもなる。
























