アイルランド警察、押収した麻薬事件のウォレットから500BTCを解放

アイルランド警察が押収したウォレットから500BTCを解放

アイルランド警察は、有罪判決を受けた事件に関与する、長らく使われていなかった仮想通貨ウォレットのロックを解除し、2026年3月24日(火曜日)、3,500万ドル(約55.8億円)に相当する500ビットコイン(Bitcoin/BTC)を移動させた

日本語訳:
クリフトン・コリンズはかつて、ビットコインの秘密鍵を紙に書き留めていたと報じられた。彼の家が片付けられた際、その紙は捨てられ、彼は6,000 BTC(4億2,350万ドル)へのアクセスを失った。今、失われた鍵が…

アイルランド当局は、ダブリンで大麻栽培の罪で有罪判決を受けたクリフトン・コリンズ容疑者に関連するウォレットのロックを解除し、約3500万ドル相当の500BTCを移動させた。この資金は、有罪判決を受けた麻薬密売人に関連するもので、アクセスコードが紛失したと思われていたため、長年アクセス不能な状態だったものだ。2019年に押収されたものの、長らく鍵が解読されずにロックされていた6,000BTCの一部で、2016年以降手つかずだった複数のウォレットからの初の動きであり、今回初めてアクセスに成功した事例となる。

移動された資金は、秘密鍵は、釣り竿ケースに紙に書いて保管されていたため紛失していたもので、ユーロポール(欧州刑事警察機構)が、復旧のための技術支援と暗号解読支援を提供。法執行機関による管理された作戦の一環として、Coinbase Primeに送金された。

初のウォレットへのアクセスに成功

CAB(アイルランド犯罪資産局)は、ユーロポールと協力し、合計6,000BTCを保有する12個のウォレットのうち1つへのアクセスに成功した。

当初の押収時、6,000BTCの総額は約5,300万ユーロ(97.6億円)相当で、現在、その価値は約3億6,000万ユーロ(約663億円)にまで上昇している。CABが押収資産の一部にアクセスできるようになったのは今回が初めてだが、残りの5,500BTCは依然としてロックされたままである。

コリンズ容疑者は、2011年から2012年にかけて、アイルランド全土で大麻事業から得た収益を元手にビットコインの保有量を増やした。ビットコインがまだ一桁台だった初期段階で購入し、その後、保有資産を12個のウォレットに分割し、各ウォレットに500BTCずつ保管していた。

突破口が開かれたのは、ユーロポールの欧州サイバー犯罪センターの協力によるもので、捜査官は高度な復号技術とツールを用いて、ウォレットのロックを解除した。当局は具体的な方法を公表していないが、暗号化されたウォレットファイルに紐づけられた脆弱なパスワードを総当たり攻撃で解読する方法もしくは、鍵生成の欠陥を悪用し、予測可能なパターンから秘密鍵を復元する方法のどちらかによって解除したと推測されている。

今回の動きは、暗号解読技術力の向上と国境を越えた協力が、法執行機関による仮想通貨捜査の手法をどのように変えているかを示しており、高い関心が寄せられている。

 

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