ビットゲット(Bitget)、2億2000万ドルのバーン後、4億4,000万BGBをMorphのネイティブトークンに

ビットゲットが2億2000万ドルのバーン

シンガポールに本拠を置く仮想通貨取引所ビットゲット(Bitget)は、2億2,000万ドル(約327億円)のバーンと、新たなデフレモデルにより、BGBをMorph(モーフ)のガストークンおよびガバナンストークンにアップグレードした。

ビットゲットは、コンシューマーグレードのブロックチェーンMorphと独占提携を締結した事で、取引所トークンBGBをMorphエコシステムのネイティブガストークンおよびガバナンストークンに正式にアップグレード。この提携により、ビットゲットトークン(Bitget Token/BGB)は、決済、ガバナンス、ガバナンストークンとして利用できるようになる。

本日9月2日付の公式発表によると、この戦略的提携には、2億2,000万トークンの即時バーンで永久に消滅。残りの供給量の段階的なリリースが含まれている。

BGBトークンのバーンと供給スケジュール

1回の取引で2億2,000万BGBトークンがバーンされ、取引所史上最大規模のバーンとなり、Bitgetが管理する残りの2億2,000万トークンは、分散型非営利団体Morph Foundationに移管され、ロックされたまま、月2%ずつ段階的にロック解除される。

これらの資金は、流動性インセンティブ、エコシステムの成長、そしてユーザー教育に充てられる。この供給スケジュールに加え、Morph Foundationはネットワークアクティビティに直接連動する新たなバーンメカニズムを導入する。これにより、BGBの総供給量は1億に圧縮され、希少性が高まる。その結果、BGB価値はMorphチェーンでの利用状況に密接に結びつくことになる。

Morphは次世代レイヤー2としての地位確立を目指す

協議の一環として、MorphチェーンはBGBをガストークン、ガバナンストークン、nohoka,
決済トークンとして採用する。

ネットワーク決済、PayFi(※1)活動、そしてガバナンス投票は、ステーブルコインと並んでBGBを通じて行われる。

(※1)PayFi(ペイ・ファイ)とは…
既存の決済システムとブロックチェーン技術を組み合わせ、より迅速で低コストかつ透明性の高い仮想通貨取引を目指す次世代金融ソリューションのこと

今回の提携について、Bitgetのグレイシー・チェン(Gracy Chen)CEO(最高経営責任者)は、BGBがMorphのガストークンおよびガバナンストークンとして新たな章を迎えると述べたうえで、次のようにコメントした。

今回のアップグレードにより、BGBはオンチェーン消費者金融の次世代に向けたユーティリティトークンへと進化します。

なお、Morphは、ウォレット、でDeFi(分散型金融)、ステーブルコインとの統合をサポートし、グローバル決済における次世代レイヤー2としての地位を確立していく計画だ。

 

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