リップル社、アイスランドの仮想通貨取引会社Algrimを買収|XRP価格は6%急上昇

リップル社、アイスランドの仮想通貨取引会社Algrimを買収|XRP価格は6%急上昇

国境を越えた支払いのためのエンタープライズブロックチェーンソリューションのリーダーであるRipple(リップル)社は本日、アイスランドで事業を開始し、ヨーロッパでの存在感をさらに高めた。さらに、同社は、アイスランドの仮想通貨取引会社Algrimを買収し、エンジニアの新しいチームを招いたことを発表した。

Rippleの買収は続いており、先週、同社はLogosの買収を発表し、Xpringチームに8人のエンジニアを追加し、XRPで構築された分散型金融(DeFi)システムのソリューションの調査を担当している。両チームの買収は、Rippleの強力な市場の勢いを示しており、最高のエンジニアリング人材を集めて開発することに焦点を当てているようだ。

仮想通貨を使用した国際送金を目指す

また、Rippleは、ブロックチェーン決済分野で実際のユースケースと実際の顧客を持つ唯一の会社であり、金融機関がデジタル資産を活用して国境を越えた効率的な支払いを実現できるようにすることを目指している。

今年だけで、同社はMoneyGramなどの世界最大の金融機関のいくつかとグローバル決済ネットワークRippleNetに署名しており、強力な顧客需要と市場機会に対応するため、リップルは世界規模で急速にチームを拡大し、今日では1週間で2回目のエンジニアリング人材の獲得をマークしている。

新しいアイスランドのチームは、国境を越えた支払いにXRPを使用するRippleのOn-Demand Liquidity(ODL)製品の継続的な開発に不可欠な役割を果たすもので、アイスランドは、リップルのエンジニアリングハブの1つとして機能し、この地域でより多くの技術的才能を発揮するだろうと考えられている。

リップルのエンジニアリングのSVPであるChristopher Kanaanは今回の買収について「取引と取引の専門知識が組み込まれているため、Algrimのエンジニアリング人材をチームに追加することで、オンデマンドリクイディティで既に経験している勢いを継続することができます」また「私たちは、初日から主要なグローバル市場で暗号通貨の専門家とトレーディング人材を調達することに取り組んできました。Algrimエンジニアリングチームの買収は、まさにその成功例です。」と語っている。

これで、アイスランドはロンドンにある同社のオフィスに続く2番目のヨーロッパのハブになり、 現在、同社はサンフランシスコ、ニューヨーク、ロンドン、シドニー、サンパウロ、シンガポールにオフィスを構えている。