大手取引所ビットフィネックスが新たな通貨ペア追加

大手取引所ビットフィネックスが新たな通貨ペア追加

世界第5位の取引高を誇る香港の仮想通貨取引所であるBitfinex(ビットフィネックス)は29日に、新たなる通貨ペアの取り扱いを開始しました。

新たな法定通貨の受け入れは、JPY(日本円)、GBP(イギリスポンド)による取引の追加と、EUR(ユーロ)ペッグによる取り扱い通貨の追加がされました。日本円とポンドの入出金は29日から開始されています。

Bitfinexが今回追加する取引ペアは以下の5通貨です。

  • BTC : BTC/JPY & BTC/GBP
  • ETH : ETH/EUR, ETH/JPY & ETH/GBP
  • NEO : NEO/EUR, NEO/JPY & NEO/GBP
  • EOS : EOS/EUR, EOS/JPY & EOS/GBP
  • IOTA : IOTA/JPY & IOTA/GBP

また、上記のフィアットペアの取引に加え、Bitfinexは新たに日本円とイギリスポンドの口座開設を開始する予定です。

新たな法定通貨の受け入れは、仮想通貨が世界的に広まり、取引高も増加しているため、Bitfinexはこの度のサービス拡充を行ったようです。

これまで以上にビットフィネックスの取引所をより多くのユーザーに使ってもらい、これにより仮想通貨市場全体の流動性向上も予想されます。

 

しかし、Monero(XMR)、Ripple(XRP)、Litecoin(LTC)などの通貨はサポートされず、引き続きBTCまたはUSDのみで取引が行われます。

ビットフィネックスは先日、本社の移転を発表し仮想通貨市場を大きくにぎわせました。中国の仮想通貨取引所であるBinanceもマルタ島への移転を検討しています。仮想通貨取引が盛んな日本をはじめとするアジアが、仮想通貨取引所と距離を置かなければならない状況が続いており今後の動向に注目が集まります。