FIFA、NFTデジタルコレクタブルプラットフォームの立ち上げにアバランチ(Avalanche)を採用

FIFAが新NFTプラットフォームの立ち上げにアバランチを採用

FIFA(国際サッカー連盟)はAvalanche(アバランチ)と提携し、サッカーをテーマにしたNFT(非代替性トークン)に特化した新たなデジタルコレクタブルプラットフォーム「FIFA+ Collect」を立ち上げた。

日本語訳:
ビッグニュース:FIFA Collectが新しいFIFAブロックチェーンに移行しました!
FIFA Collectは、新たにローンチされたFIFAブロックチェーン上で稼働しています。
この移行により、スピード、スケーラビリティ、EVM互換性を活かし、独自のデジタルコレクタブルと没入感のあるファン体験の提供能力が強化されます。これにより、主要ウォレットとのシームレスな統合、より容易なアクセス、そして将来を見据えた成長基盤が実現します。

FIFAは5月22日(木曜日)、NFTとデジタルファンエンゲージメントのための専用ブロックチェーンネットワークにAvalancheを採用したと発表。この取り組みは、サッカーの歴史における象徴的な瞬間、選手、イベントにちなんだデジタルアセットを提供することで、世界中のサッカーファンを魅了し続けることを目指している。

FIFA+ Collectプラットフォームでは、公式ライセンスを取得したNFTコレクタブルを購入、取引、展示ができ、これらのデジタルアイテムには、FIFAトーナメントの記憶に残るハイライト、伝説の選手、歴史的なゴールなどが収録されている。Avalancheの高速で環境に優しいブロックチェーンを活用することで、FIFA+ Collectは低い取引手数料とシームレスなユーザーエクスペリエンスを実現し、世界中の人々がNFTを所有できるようになる。

NFT分野に積極的な進出を果たすスポーツ業界

Avalancheが選ばれたのは、高いスループット、低コスト、環境への持続可能性が評価された事が背景にある。

ブロックチェーンのコンセンサスメカニズムは、数百万人のユーザーへのサービス提供が見込まれるプラットフォームにとり、不可欠で、かつ迅速なトランザクションのファイナリティ(最終性)を保証。今提携は、スポーツ団体がブロックチェーン技術を採用するという広範なトレンドを受け、FIFAがNFT分野に初めて大きく踏み出すもので、NBA(北米プロバスケットボールリーグ)やNFL(プロアメリカンフットボールリーグ)などの他のリーグも近年、同様のデジタルコレクタブルプロジェクトを立ち上げている。

FIFA+ Collectによってサッカーの歴史の一部を所有へ

FIFA+ Collectは2026年ワールドカップの直前に開始され、ファンはサッカーの歴史の一部を所有できるようになった。

このプラットフォームは世界中のユーザーがアクセス可能で、コミュニティからのフィードバックに基づいてサービスを拡大し、新機能を導入する予定だ。注目点は、FIFAが独自ブロックチェーンネットワークを立ち上げる計画で、EVM対応の新しいプラットフォームは、FIFA公式NFTコレクション「FIFA Collect」をホストするために設計。現在のアルゴランド(Algorand)ブロックチェーンから移行され、外部のアルゴランドウォレットは収集品にアクセスできなくなるため、ユーザーはメタマスク(MetaMask)などのEVM(Ethereum Virtual Machine:イーサリアム仮想マシン)対応ウォレットを採用する必要がある。

 

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