サークル、IPO申請でJPモルガンとシティを起用

CircleがJPモルガンとシティと共に進めるIPO計画を象徴するイメージ

サークルがIPO申請でJPモルガンとシティを起用

ステーブルコインUSDCの発行元として知られるサークル・インターネット・ファイナンシャル(Circle Internet Financial)は、2025年4月下旬にもIPO(新規株式公開)を申請する見通しだ。

主幹事にはJPモルガン・チェースシティグループという世界的な大手金融機関を起用し、業界内外から大きな関心が寄せられている。

サークルのIPOは、企業評価額が40億~50億ドル(約6,000億~7,500億円)に達すると見込まれている。2021年にはSPAC(特別買収目的会社)との合併による上場を試みたが、SEC(米国証券取引委員会)の審査遅延や市場環境の悪化により断念。今回は改めて、直接IPOという形での市場参入に挑む。

すでに2024年初頭からIPOに向けた準備を進めていたサークルは、S-1申請書の提出を通じて米国での正式な手続きを完了させる予定だ。JPモルガンとシティの協力を得ることで、透明性と信頼性を担保しながら、上場実現への道を着実に歩んでいる。

規制順守と信頼性の強化でUSDCの地位を確立

USDCは、その高い透明性と規制対応力により、多くの仮想通貨取引所やDeFi(分散型金融)プロジェクトに採用されている。

サークルにとって今回の上場は、事業拡大と信頼性強化の大きなステップとなる。特に、BlackRock(ブラックロック)が株主として関与している点も注目すべきだ。伝統的金融業界と仮想通貨領域の橋渡し役として、サークルの存在感は一層強まっている。過去数年にわたり資本市場への進出を模索してきた同社にとって、今回のIPOはその集大成ともいえる。

この上場が成功すれば、仮想通貨企業のIPO事例として他の企業にも道を開く可能性があり、業界全体に与えるインパクトは小さくない。今後の動向が広く注視されている。

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2022年1月から仮想通貨を触り始め、みるみるうちにNFTにのめり込んでいった。 現在はWeb3とECの二刀流で生計を立てている 得意なのは喋る事、好きな食べ物はカレー、好きなゲームは格闘ゲーム