31日、日本大手金融企業「SBIホールディングス」の子会社「SBIクリプトインベストメント」が、米国ノースカロライナ州シャーロットに本社を置く「Clear Markets(クリアマーケット)」へ出資したことがわかった。
SBIのクリアマーケット社への出資比率はおよそ12%となり、暗号通貨事業を拡大していく方針である。
クリアマーケットは、店頭デリバティブの電子取引サービスを行っており既に、日本・アメリカ・イギリスへ事業展開している。
SBIグループは、仮想通貨を含むデジタル・アセットのスワップ取引サービスを計画しており、今後の仮想通貨事業の発展を見据え、出資に至ったという。
SBI社が新たに取得したクリアマーケット社の株式は、投資家に対して利用していく仮想通貨の取引プラットフォームを成り立たせるためのものの一部だとしており、仮想通貨で銀行・保険会社・信用金庫などの「金融機関」の取引を向上させるとしている。
株価については未公開だが報道によると、およそ900万ドル(9億円)の価値はあると言われている。
運営の見解
日本の規制が厳しい中で、諸外国への投資はキーになっていくと思いますが。マーケット的にはとても大きい日本ですが、これからの金融庁や交換業をすでに持っている企業の対応次第で全く違った展開になってしまうので、国内の仮想通貨ベンチャーは基本的には外に行くか、外からくるしかできいない状態が続いています。
その中で大手が中から外でいく動きを見せているので、やはり今の現状では国内でのマーケティングは厳しいと見ないといけないと思います。