ザ・シンプソンズでNFTマニアを風刺
マット・グレイニング(Matt Groening)氏創作の米国テレビアニメシリーズ「ザ・シンプソンズ(The Simpsons)」の第34話「ホラーのツリーハウス」エピソードを公開され、NFT(非代替性トークン)への変換を紹介し、NFTマニアを風刺している事が分かった。
Simpsons just made a crypto & NFT episode pic.twitter.com/pgsKgu3KB7
— borovik.eth (@3orovik) November 6, 2023
シンプソンズは仮想通貨とNFTのエピソードを作成しました
「ホラーのツリーハウス XXXIV」最新エピソード「ワイルド・バーツはトークンになれない」の中で、マージはバートをブロックチェーンの深淵から救出するが、その後ホーマーは喜んでNFTになっている。この回では、バートが偶然ブロックチェーン上のNFTになり、スプリングフィールドの世界における NFT を取り巻く熱狂を反映。ホーマーはバートNFTの価値が150万ドル(約2.2億円)に急上昇したことを発見して喜んでいる。デジタルトークンには、ズボンを下ろしてにやにや笑い、台座の上に立っているバートが示されている。ホーマーがバートの画像がスマートフォンに保存されていることを妻に明かすと、マージは叫び声を上げ、「彼はNFTです」とホーマーは取り乱している。
同エピソードでマージは支援を受け、バートを救出するための冒険に乗り出す。カイリー・ジェンナーが介入して、マージが戦略を立てるのを手伝っている。マージ自身が NFT に変身し、ジェンナーがデジタル台帳からバートを抽出するためのキーを提供しながら、ブロックチェーンメタバースをナビゲートしている。最終的に、マージの使命は成功するが、NFTになる魅力に惹かれたホーマーは、スプリングフィールドの架空の世界では、NFTを取り巻く興奮が薄れていることに気づく。
これまアデにもシンプソンズの中でビットコインに触れていた
シンプソンズはこれまでにもビットコイン(Bitcoin/BTC)などの仮想通貨エピソードを公開しており、同シリーズは人類の未来を予言するアニメとして注目もされている。
当NEXTMONEYの2021年4月13日付特集記事「米国人気アニメ「ザ・シンプソンズ」、ビットコイン無限大の上昇を予言か」で報じているように、第32シーズンの第18話ではBTCの価格ティッカーが無限大の記号として表示されていた。なお、このエピソード放送中、BTCは6万ドル(約900万円)を超える水準で取引されていた。前シーズンのエピソード13では、コメディテレビシリーズ「ビッグバンセオリー」のジム・パーソンズが仮想通貨についての簡単な説明。パーソンズとの2020年の放送前に、シンプソンズは前の2つのエピソードでもビットコインについてほのめかしている。