取引所バイナンス、仮想通貨LINK、RVNを上場

取引所バイナンス、仮想通貨LINK、RVNを上場

バイナンスが米国で展開する仮想通貨取引所バイナンスUSに、新たにChainlink(LINK)とRavencoin(RVN)が上場することが発表された。2019年10月10日の米国太平洋標準時で午後6時から、米ドルの取引ペアで提供が開始される予定となっている。

新規上場となるLINKとRVNは、現在一時的に入金の受け入れがスタートしている。ACH入金(米国のみで利用可能)の場合、10日間の出金制限がかかるが、入金したドルで2つの仮想通貨を購入することが可能となる。2つの仮想通貨の上場後、バイナンスUSで提供される取引ペアは以下のようになる。

取引ペア

BTCペア:ETH / BTC、XRP / BTC、BNB / BTC、LTC / BTC、BCH / BTC

USDペア:BTC / USD、ETH / USD、XRP / USD、BCH / USD、LTC / USD、BNB / USD、USDT / USD、ADA / USD、BAT / USD、ETC / USD、XLM / USD、ZRX / USD 、LINK / USD、RVN / USD

USDTペア:BTC / USDT、ETH / USDT、XRP / USDT、BCH / USDT、LTC / USDT、BNB / USDT、ADA / USDT、BAT / USDT、ETC / USDT、XLM / USDT、ZRX / USDT

今後も検討リストから上場通貨を選ぶか

バイナンスUSは、高速かつ効率的な取引システムが持ち味であり、米国民がさまざまなデジタル資産へアクセスすることを可能とする。運営の主体となるのは、バイナンスの提携先であり現地に拠点を構えているバム・トレーディング・サービシーズだ。同社は米金融犯罪取締ネットワーク(FinCEN)から認可を受けている。バイナンスUS自体の取引は、日本時間の9月25日22時より正式に開始された。

また、取引開始の発表と合わせて、ステラ(XLM)やカルダノ(ADA)などの新たな仮想通貨の取り扱いも発表された。これらの仮想通貨は、今回新規上場したLINKとRVNを含めて、バイナンスUSが掲載する上場検討のリストに入っていた。この検討リストには、バイナンスUSの上場基準を満たした30種類の仮想通貨が掲載されている。今後もこのリストから、新規上場通貨を選ぶ可能性は高いだろう。