ホンダが国内開催のF1レースでNFTを配布する予定
F1の伝統を記念して、ホンダ（本田技研工業株式会社：HONDA MOTOR CO.,LTD.）は日本での今後のレース中に特別版のNFT（非代替性トークン）をファンに配布する予定であることが分かった。
Japan's Honda Motor said it is quitting Formula 1 to focus on developing zero-emission technology https://t.co/h8vHAz8DfF pic.twitter.com/cIHxdnWOAe
— Reuters (@Reuters) October 2, 2020
日本のホンダ自動車は、ゼロエミッション技術の開発に注力するためF1から撤退すると発表
アニモカ・ブランズ（Animoca Brands）の発表によると、2023年9月20日（水曜日）に東京で開催されるF1ホンダとレッドブルのFORMULA 1™ホンダ&レッドブルウェルカムイベントで、ホンダは限定版NFTをすべての参加者に配布するとのこと。ファンが限定デジタルコレクションの資格を得るには、イベントチケットを購入するための抽選に参加するのみだ。ホンダはAnimoca Brands Japan、Gryfyn、GET Protocolと提携し、9月21～24日の日本グランプリでHonda KEY NFTを発売。鈴鹿サーキットのホンダブースを訪れたファンは、NFTやその他の特典と引き換えができる。
ホンダKEY を使用すると、今後の同社のイベントやコラボレーションで特別なアクセスや特典が利用できる。ホンダKEYは、所有者にVIPエクスペリエンス、限定コンテンツ、その他の特典を提供するデジタルキーまたはパスです。
アニモカ・ブランズの子会社であるGryfynは、ブランドとファンコミュニティを結び付けることに重点を置いており、デジタルウォレットでHonda KEY NFTをホスト。仮想通貨ウォレットを使用すると、ユーザーは NFT や仮想通貨などのデジタル資産を安全に保存できる。また、グリフィンのウォレットを使用すると、ファンはホンダNFT特典に簡単にアクセスでができる。
GETプロトコルがホンダのNFTギフトを支援
オランダGPのチケットリンクNFTの立ち上げを支援したGETプロトコルは、ホンダのNFTギフトを支援することになる。
GET プロトコルはイベントチケットを表すNFTを生成し、スキャルピングや偽のチケットと闘う。なお、NFT チケットは、参加者にとって収集可能な記念品を作成する。ホンダのF1章が終了するにあたり、同社はモータースポーツの伝統を尊重し、ファンとの永続的なつながりを築くためにWeb3テクノロジーを採用。
限定版NFTは、思い出に残る日本のイベントに参加した人々のデジタル記念品として機能する。Web3は、ブロックチェーンと分散型アプリケーションに基づいて構築されたインターネットテクノロジーの次の進化を指す。NFTと仮想通貨ウォレットは、Web3イノベーションの例だ。
ホンダのパートナーシップは、F1 チームのレッドブル レーシングとテゾス（Tezos）ブロックチェーンの関係に基づいて構築されている。2021年に報告されたように、テゾスはレッドブルレーシングホンダチームがファンエンゲージメントのためのNFTプラットフォームを構築するための公式ブロックチェーンに指名された。レッドブルは、レーシングチームの環境目標と一致し、テゾスのエネルギー効率とカーボンニュートラルを決定の重要な要素として挙げている。テゾスのようなブロックチェーンは、PoS（プルーフ オブ ステーク）と呼ばれるエネルギー効率の高いコンセンサスメカニズムを使用しており、ブロック生成に集中的なコンピューティングパワーや特殊なハードウェアを必要としない。
