OpenSeaの1日取引量が15カ月ぶりの低水準にまで下がる

OpenSeaは逆風により15カ月ぶりの低水準

人気NFT(非代替性トークン)オンラインマーケットプレイスOpenSeaの1日の取引量が、15カ月ぶりの低水準にまで下がっている事が分かった。

NFTは今、弱気相場の壁に悩まされておりOpenSeaの取引量が15カ月ぶりの安値を記録。10月9日(日曜日)、OpenSeaは1日の取引高で840万ドル(約12億円)を記録。これは依然としてかなりの取引量ではあるものの、15カ月ぶりの低水準を記録。NFT Optimisは、X2Y2とLooksRareの出現に加え、Solanaに焦点を当てたMagicEden、AvalancheのJoepegsなどの出現により、1年前よりも多くのNFTの断片化が市場全体に存在すると予想されている。

苦戦が続いても生き残るNFT

OpenSea は依然として NFT マーケットプレイスのトップをキープし続けており、それを回避する方法はなさそうである。

最近までNFTの終焉、人気に陰りと言った声が聞こえていたが、今月に入るとNFT市場にいくつかの動きが見られ、復活の兆しが感じられている。しかし、これらの声はどれも極端な意見であり、現実はその中間の可能性が高い。NFT市場は苦戦しているものの、生き残り続けると考えられている。ボリュームの低さは、OpenSeaのブライアン・ロバーツ(Brian Roberts)CFO(最高財務責任者)が入社してから1年も経たないうちにプラットフォームを辞した直後に発生。同氏が去った後、ここ数カ月で上場廃止のバグが再発し、今回は主要コレクションであるAzukiに影響を与え、プラットフォームは大規模な人員削減を余儀なくされたのが実情だ。

仮想通貨トークンや取引可能な株式にまでおよぶ広範なマクロ状況はいったんさておき、NFT市場全体のマクロ状況は2022年、ダメージを与えている。大暴落は、2021年後半の市場比類のないブームに続いて起こり、2022年にも一時的に持ち込まれたことは記憶に新しい。NFT コミュニティの議論は、現況に見合ったものである。Solanaを拠点とするDeGodsは、すべてのDeGodsコレクションのロイヤリティーを0%に引き下げることを発表した後、ロイヤリティーに関する最新の議論のホストとなっている。

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