CME、最大のビットコイン先物取引プラットフォームに

CMEが世界最大のビットコイン先物取引プラットフォームに

ビットコイン価格の高騰により、CME(Chicago Mercantile Exchange:シカゴ・マーカンタイル取引所)が世界最大の仮想通貨先物取引所になったことが分かった。

昨年12月のビットコイン(Bitcoin/BTC)価格の高騰は、トレーダーが取引所で先物ポジションを開くことにより、スポット市場でのビットコインポジションをヘッジしようとしたため、CMEでのビットコイン先物の建玉と取引量の急増につながった。これにより、同取引所は取引量でビットコイン先物の世界最大の取引所に浮上したが、これは機関投資家の参加が継続的に増加していることを示している。

exchange btc futures open interestより画像引用

仮想通貨分析プラットフォームであるskew(スキュー)のデータによると、CMEは19.09%を占め、中国で2番目にランク付けされたOKExに先駆けて、世界中の先物市場におけるビットコインの全体的な建玉110億ドルのうち22億ドル、約2,288億円を占めた。

今週初め、CMEで取引されているビットコイン先物の1日平均取引量が12月に11,179契約に達し、前年同期から114%増加したと報告。同期間の1日の平均建玉、または決済されていない先物ポジションの数は、2019年12月から252%増加し、11,701契約に跳ね上がった。

両数字はビットコインの価格が上昇した1年の集大成で、2020年1月~12月の1年間、ビットコインの価格は約319%急騰。以前の価格記録である20,000ドルを上回った。仮想通貨が注目を集めるにつれ、他のデリバティブ取引所でも同様の展開がみられた。

CMEの取引調が注目される理由

CMEのビットコイン先物の取引量の変化は、2つの理由で注目に値する。

理由の一つであるのが長期にわたって価格が下落した後に上昇が起こった点だ。同取引所は、2017年の仮想通貨バブルの時期にビットコイン先物を導入。その後の価格暴落によって、取引量も減少。ビットコイン先物市場に力を与えると期待されていた機関投資家の関心も次第に薄れ、2020年末にビットコインが好転するまで同じ状態を維持していたが、2020年に3,050の新規取引口座を追加したと発表しており、これは2019年と比較して84%の増加である。

そして次に注目される理由であるのが、CMEの取引量の増加はビットコイン先物への機関投資家の関心を左右する可能性が指摘されている点である。

他の取引所はドルベースでより高い取引量の数字を積み上げているが、CMEの規制と流動性の利点は、先物取引の世界有数の取引所としての歴史と地位が相まって、機関投資家や大規模なトレーダーに、新しい取引所にはない快適さを提供した。ただし、興味深い点であるのが、CME取引所の取引量の約4割が米国外のトレーダーからのものであるという点だ。

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