ポリゴンの統合でクラーケンNFT開始へ
新たな展開として、人気仮想通貨取引所であるクラーケン(Kraken)が、ポリゴン(Polygon/MATIC)ネットワーク上で NFT(非代替性トークン)マーケットプレイスを立ち上げる予定であることが分かった。
同取引所は、クラーケンNFTが正式に発売の準備ができていること、ベータ版ではなくなったことを発表。NFT市場には、NFTアーティストや愛好家など多くがが集まる可能性がある。なお、ポリゴンブロックチェーンの統合に加えて、マーケットプレイスには250を超えるコレクションが含まれるという。
クラーケンNFTとポリゴンブロックチェーンの統合
クラーケンは、NFT分野で最も急速に成長しているブロックチェーンの1つとしてポリゴンネットワークに言及し、現在でクラーケンNFTからポリゴンネットワークにアクセスできると述べている。
このプラットフォームでは売買の取引手数料が無料であり、同プラットフォームのNFTコレクションには、クリプトパンクス(CryptoPunks)やBAYC(Bored Ape Yacht Club)などのプロジェクトが含まれており、同取引所は発表の中で次のように述べている。
クラーケンNFTで利用可能なNFTコレクションの数を70から250以上に拡大しました。また、この分野で最も急速に成長しているNFT用のブロックチェーンの1つを統合しました。超高速で効率的なポリゴンネットワークと、注目のReddit Collectible Avatarsコレクションに、Kraken NFT からアクセスできるようになりました。
クラーケンは2023年2月、SEC(米国証券取引委員会)が未登録証券の提供に関する違反の疑いで仮想通貨取引所を調査しているとの報道で話題になった。